最高のパフォーマンスを発揮する体の使い方が見つかる 専門家推奨の「コネクティング」

最高のパフォーマンスを発揮する体の使い方が見つかる 専門家推奨の「コネクティング」

■1500人以上を指導…木村匡宏氏が推奨するメソッド「コネクティング」

 

 体の動かし方は千差万別。それぞれに特徴があり、どんな使い方が合っているのかは人によって異なる。とはいえ自分に合った使い方を見つけるのは難しいだろう。小学生からプロ野球選手まで1500人以上を支援してきたMTXアカデミー・木村匡宏氏は独自メソッド「コネクティング」を通じて、最もパワーを出せる体の使い方を紹介している。

 

【指導者も選手も必見】自分に合った体の動かし方が見つかる 一流打者の感覚とも合致…専門家が推奨する「コネクティング」

 

 身体の感覚には個性がある。スポーツパフォーマンスのセオリーに当てはめることなく、その選手にとって最も自然な動きを木村氏は見つけようと努めている。それが「コネクティング」で、競技スキルの向上や怪我予防、トレーニング効率向上を可能にするという。

 

 今回の動画で“調査対象”になっているのは近鉄、オリックス、ヤクルトで計20年間プレーし、通算1526安打をマークした坂口智隆氏だ。ゴールデングラブ賞に4度(2008~2011年)輝いた名手であり、2011年に最多安打のタイトルを獲得したヒットメーカー。そんな名選手を“丸裸”にする試みが、木村氏によってなされた。

 

 木村氏によると、体のパーツごとに無理のない力の入り方の“体勢”をチェックする。項目は74か所に及ぶそうだ。肘関節には3つのポジションのどこかに「コネクティング」の角度があるといい、肩には4か所あるという。

 

 肩のチェックをした際、坂口氏が「ここです」と示した“ハの字”の角度。この体勢を取った際は、木村氏が引っ張ろうとするも坂口の体はビクともしない。「バーンと入ってくる感じ。これがトップアスリートの反応ですね」と木村氏は語る。坂口氏によると、打撃で最も気にしていたのは“ハの字”だったという。最も力を入れられる形で自然と打っていたようだ。

 

 投げ方や打ち方に“正解”はない。型にはめようとせず、選手に合った形を一緒に模索していくのが指導者の役目だろう。木村氏の提唱する「コネクティング」は、その近道になりそうだ。

 

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