大谷翔平も大切にする「単純な動作」 癖の自覚に最適…早期に習得したい“基本姿勢”
■近藤、大谷らを指導…白水直樹氏が語る「重心移動の重要性」
野球で着実に結果を残し続けるトップ選手には、どのような共通点があるのだろうか。
【全選手必見】力が伝わる「重心移動」実現へ…超一流もこだわる4つの“基本動作”
日本ハム、巨人でトレーナーなどを務め、ダルビッシュ有投手(パドレス)、近藤健介外野手(ソフトバンク)、大谷翔平投手(ドジャース)らを指導してきた白水直樹氏は、「(トレーニングの)中心にあるもの、枝葉にあるもの、その選択がしっかりできている選手が長く活躍できる」と語る。
その野球選手にとっての“中心”となるものの1つが、投げる・打つなどの「基本動作につながる“基本姿勢”」。今回の動画では白水氏が、一流選手も大切にする基本の重要性について語る。
白水氏は、日本ハムで11年間、トレーナーやコンディションニング担当を務める間に、ダルビッシュや近藤、大谷らを指導。その後、メジャーに挑戦した田中賢介氏のパーソナルトレーナーとして米国に帯同し、帰国後、巨人コーチを経て、2022年に都内にトレーニングジムを設立した。
白水氏が最も重視するのが「重心移動」。投打の動作は、いわば体の重みを使って手足の末端に力を伝えていくが、重心移動がうまくできなければ伝わるパワーも減少してしまう。
とはいえ、適切な重心移動には適切な“動作”が必要なわけだが、「自分がどう動いているのかは、プロでも意外と気付けない」と白水氏。そこで、投打の動きを「トレーニングのような“単純動作”に落とし込むことで、癖に気づくことができる」のだという。
今シリーズで提案する基本動作は4つ。いずれも投打、そして守備の基本姿勢につながるものだが、シンプルな動作ほど奥が深い。「形の正解が見えない限り、逆に膝や腰を痛めてしまう。早い段階から、正解に近い形を知っておくことが大事」と白水氏。超一流たちも不調時には立ち返るという“土台”を学無ことで、投打に確実性が増すことは間違いない。息長く活躍できるプレーヤーを目指していこう。
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