30分で上達するプライベートレッスンの中身 米人気コーチが大切にする“反復練習”

30分で上達するプライベートレッスンの中身 米人気コーチが大切にする“反復練習”

■米国の野球に精通した新谷信明氏と菊池タクト氏が語る“プライベートレッスン”

 

 日本と米国では、少年野球の指導方法が異なる。そのため、教え方の違いに戸惑いを覚える指導者も多い。そんな中、異国の地で子どもたちから支持を得ている日本人コーチがいる。「指導者はエンターテイナーであれ」をモットーに、米国で少年野球チームの監督を務め、アカデミーも開講している新谷信明氏だ。

 

【指導者必見】30分で上手くなる「プライベートレッスン」、その中身とは?

 

 今回の動画では、新谷氏が行っているプライベートレッスンについて新谷氏と菊池タクト氏の特別対談を実施。菊池氏は米国で新谷氏から指導メソッドを学び、日米でのコーチ経験をもとに『ハイブリッド・コーチング』を掲げて指導の現場に携わっている。

 

 プライベートレッスンで新谷氏が意識しているのは、“動作を分解”して教えること。守備であれば、ゴロを捕球する際の腕の使い方や捕り方、ステップの仕方など、1つ1つの動作を順を追って丁寧に指導していくのが特徴だ。

 

 日本で守備練習と聞くとノックが一般的だが、新谷氏のレッスンではノックをする時間は極端に短い。30分守備練習があれば、最後に5球程度を打つのみ。それ以外はコーチが転がすボールを捕る“反復練習”を繰り返していく。

 

「こうやって捕るんだよ、足はこう動かすんだよと、守備の基礎になる部分を米国では何度も繰り返し指導します。ノックは動きの確認として、練習の最後に少しやる程度です」と新谷氏は基礎練習の大切さを説く。

 

 基礎の反復と聞くと、子どもが練習に飽きてしまう可能性もあるが、「新谷さんの練習をみると、メニューがめちゃくちゃ豊富なので子どもたちも飽きない。ボールを転がすにしても、いろんなバリエーションがあります」と菊池氏は引き出しの豊富さに舌を巻く。

 

「1回の練習は約30分。子どもたちが“もっとやりたい”という気持ちを持って終わるのがちょうどいいと思っています」と新谷氏。短い時間と限られたスペースを活用して能力を伸ばしている新谷氏の指導法は、高い評価を受けている。プライベートレッスンについて語る2人の対談は、大いに参考になるはずだ。

 

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