走力アップ&「投打の動作」にも直結 股関節の使い方が身に付くスプリントドリル

走力アップ&「投打の動作」にも直結 股関節の使い方が身に付くスプリントドリル

◼️盗塁王も指導した安福一貴コーチが中学生に走塁技術向上ドリルを指南

 

 4年連続盗塁王に輝いた片岡易之氏(元西武、巨人)ら名選手をサポートしてきたプロトレーナーの安福一貴氏が、独自の盗塁成功率上昇メソッド「塁間マネジメント」を、東京都内で活動する中学軟式チームに直接指導する動画シリーズ。今回は「リズムを掴む」をテーマに、4パターンのスプリントドリルを選手たちとともに実践していく。

 

【全選手必見】盗塁王を教えたプロコーチが実地指導 股関節の使い方習得する走塁技術向上ドリル

 

 まずは「ニーアップステップ」。“1234、1234……”のリズムで、ゆっくりした動きと速い動きとを織り交ぜ、前にステップを踏みながら腿上げをしていく。股関節を軸にして、膝の角度が90度、太ももと地面が平行になるまで足を上げる。腕をしっかり引き、テンポよく行うのがポイントだ。

 

 

 さらに、速い動きで連続で腿上げをする「ニーアップステップ シークエンス」、片足だけ腿上げをする「シングルレッグ ニーアップステップ」へと進んでいく。ここで安福氏が強調するのが、股関節を正しく使う意識だ。

 

「足を上げるときに、骨盤が後傾して腰で上げている選手が多いです。そうではなくて、股関節で(膝を上半身の方に)引き付けてあげる。打つ時、投げる時と同じように軸は変えず、腰を高く、お尻をプリッとさせて上げてほしい」

 

 こうした安福氏の声かけも的確。選手の動きも見違えるように良くなるので注目だ。

 

 最後に行うのは、万歳の姿勢でニーアップステップを行う「スキッピング」。ここで面白いのは、選手たちが“ある動作”を自然にすること。これは、「野球選手は上手にできるけど、陸上やサッカー選手は苦手」(安福氏)なのだという。走るためのトレーニングではあるけれど、きちんと投げる・打つの野球の動作にも結びつく。その重要性も意識して、動画を参照に取り組んでみてほしい。

 

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