サポート側が「勉強しないと」 小学生保護者が実感した“型にはめる”弊害と“大人の学び”の必要性

サポート側が「勉強しないと」 小学生保護者が実感した“型にはめる”弊害と“大人の学び”の必要性

■整骨院経営者の青柳利通さん…辻監督との出会いからTURNING POINTに入会

 

 茨城県牛久市在住の青柳利通さんは、経営する「亞利の整骨院」での選手の治療を行いながら、小5の長男・龍守(りゅうも)くん、小2の次男・優駈(ゆうが)くんの野球指導を行っている。子どもたちはもちろん、親にとっても新たな発見があったという、TURNING POINTとの出会いと学びについて語ってもらった。

 

――TURNING POINT入会のきっかけは?

 

「多賀少年野球クラブの辻正人監督の動画が多く公開されていたことがきっかけです。長男が技術的に行き詰まり、自分もサポートの仕方に悩みを抱えていた時期に、所属チームの代表から辻監督の著書を推奨され、読んでみると大変感銘を受けて、その流れで思い切って監督に連絡。すると10分もしないうちに電話をいただき、その週末に多賀で練習させてもらうことになったんです。帰ってきた次の試合でいきなりホームランを打ち、70キロ台だった球速も90キロまでアップ。『辻監督、やっぱり凄いな』と、そこから色々と調べる中で、TURNING POINTに辿り着きました。今思うとまさに、多賀での辻監督との出会いが私達の“ターニングポイント”になりました。」

 

――参考になった動画や出演者は?

 

「高島誠さんが、使いやすい手足をチェックする方法を解説されている動画ですね。私は右手と右足が使いやすいタイプだったのですが、長男は、左手と右足だったので少し違ったんです。私自身が体をうまく扱える感覚で教えても、しっくりこないことが時々あったので、その理由が分かりました。目から鱗でしたね」

 

【動画】30名以上のNPB選手を指導する高島誠氏が解説「個人に適した体の使い方チェック法」

 

――他にも参考にしている動画は?

 

「菊池タクトさんの打撃ドリルで、ボールを転がしながら前足を踏み込んでいく動画も参考にしています。子どもがインコースの打ち方に課題を持っていたんですが、よく分析してみると前足を極端に閉めて踏み出していて窮屈だったんです。練習を繰り返すと、スムーズにバットが出るようになって、だいぶ打てるようになりました」

 

【動画】菊池タクト氏解説 スイングが安定する下半身の使い方を養う「ボール転がしドリル」

 

――チーム指導でも参考にされている?

「安福一貴さんのウオームアップとストレッチの動画も、子どもに実践しています(チェストオープナー、キャッチアンドドック、スコーピオン)。それまでは、アップの時間を少なくしていたのですが、メニューをピックアップすれば3分程度で終わりますし、子どもたちの肩甲骨周りの動きが結構変わってきました」

 

【動画】NPB選手を指導する安福一貴トレーナー解説 練習前に最適な「ウオームアップとストレッチ」

 

――お子様の変化は感じている?

 

「長男は両投げで、投げる腕を切り替える際に、体の使い方とか力を入れる感覚をつかむのに時間がかかっていたのですが、高島さんの動画で意識する体の部位を明確にできたので、左右どちらで投げてもボールが安定してきました。2023年12月の大会で、1試合でホームラン2本と7打点の活躍をしたり、TURNING POINTを通じて育成がうまくいったのかなと。やっぱりサポートする大人が勉強しないといけないなと強く感じました」

 

 

――小2の次男さんにも影響があったとか?

 

「年中夢球さんの『子どもが自主練習をするためのアプローチ方法』を参考にさせてもらうと、毎日進んで練習するようになりました。室内で振っても危なくない棒を用意し、動画を参考にして、毎日できるような工夫を考えて、素振りをした日に360日シールをカレンダーに貼っていくルールを定めたら、こちらが何も言わなくても勝手に取り組むようになったんですよね。朝起きて出かける準備も1人でしたりと、自立心と自律心が育った姿も見られるようになりました」

 

【動画】年中夢球氏が解説「子どもが自主練するためのアプローチ法」

 

――動画を通じて、お父さま自身も変化が?

 

「まだまだ勉強しないといけないと感じました。特に、高島さんの動画で、使いやすい手足の他に、腹筋・背筋のどちらを意識すべきかも分類でき、バットの構える位置にも影響することを知ったときです。私と長男は背筋タイプで、高い位置にバットを構えることで力が発揮しやすいのですが、次男に同じように指導してもうまく打てませんでした。実は次男は、真逆の腹筋タイプ。『あぁ...…やってしまった』と思いました。自分の体の使い方を本能的に知ってる子どももいる。何でも1つの型にはめちゃいけないんだなと勉強になりました」

 

――TURNING POINTを他の人へ薦めたい?

 

「情報社会の現代は、昔はなかった新理論がどんどん出てくる。子どもたちのためにも、大人が学んで絶対取り入れていくべきだと思っています。TURNING POINTには、皆さんがまだ出会ったことのない考え方が詰まっているので、有料でも、それ以上の価値があると私は思っています」

 

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