野球が上手くなるウォーミングアップ 盗塁王指導のプロコーチ実演…全7種類のメニュー
■盗塁王らを指導した安福一貴コーチが実演指導する7種類のメニュー
投手がボールを投げるとき、足や肩、背中など複数の関節が同時に動く。打者として投手の球を打つときも同様だ。野球は1つ1つのプレーの際、体をひねる動きが多く、様々な関節を同時に動かす。それだけに、関節の連動性を意識しながらトレーニングすることでプレーの質を上げることができる。
今回の動画では、4年連続盗塁王に輝いた片岡易之氏(元西武、巨人)ら名選手をサポートしてきたプロトレーナーの安福一貴氏が、東京都内で活動する中学軟式チームを直接指導した現場に密着。野球の動きに特化したウォーミングアップとストレッチを紹介している。
安福氏が取り上げているのは、パフォーマンス向上に欠かせない上半身と下半身の連動性アップを目的としたウォーミングアップ。「(メニューは)運動量が多いので筋温も上がりやすいです。夏で暑いからという理由でアップの時間を少なくするのは違うと思っています。筋肉の温度を外的要因で上げるのはあまり良くありません」と話すように、筋温の上昇を高めることも意識したメニューとなっている。
【毎日継続で成長を実感】盗塁王指導のプロコーチ実演…野球が上手くなるウォーミングアップ
紹介するメニューは、ハンドウォーク、フロントランジストレッチ、Tバランス、ヒップヒンジ、サイドベンドステップ、プレーン&ターン、ボールジョイントターンの全7種類。
球速を上げるために必要な動き、パワーポジションをつくりやすくする動き、普段はほとんど使わない部分をストレッチする動きなど、それぞれ効果の異なるメニューとなっている。安福氏が1つ1つのメニューを丁寧に解説しているので動画を見ながら実践してみてもらいたい。
「半年間、継続してもらうとフィジカルは一気に上がります」。プレーの質を上げたい選手・指導者に向けて、7種類のメニューを毎日継続することで成長を実感してもらえるはずだ。
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