チーム練習以上に大切なプライベートレッスン 専門家2人が語る“日米の練習の違い”
■米国での野球に精通している新谷氏と菊池氏の特別対談を公開
日本と米国では野球文化が異なる。今回の動画では、“日米の少年野球指導の違い”というテーマのもと、米国での野球に精通している2人の特別対談を実施。両国の野球文化、考え方の違いを紹介している。
【指導者必見】異なるチーム練習の考え方…専門家2人が語る“日米の野球文化の違い”
動画に登場するのは、米国で少年野球チームの監督を務め、アカデミーも開講している新谷信明氏と、その新谷氏に米国で指導メソッドを学び、日本と米国でのコーチ経験をもとに『ハイブリッド・コーチング』を掲げて指導の現場に携わる菊池タクト氏。新谷氏は「指導者はエンターテイナーであれ」をモットーに、選手を楽しませる指導を大切にしている。
活動時間の大半を全体練習に費やすことの多い日本に対して、米国ではどのような指導が行われているのか。新谷氏と菊池氏は「プライベートレッスンがメイン」と話す。技術をプライベートレッスンで身に付け、試合に出るための連係プレーをチームプレーで補っていくのが主流となっている。
「米国では野球はアフタースクールのプログラムの1つ。習い事と一緒でお金を払う必要があります。例を出すとピアノと同じような感じです。練習をして練習をして発表会。野球なら試合が発表会の形です」と具体例を交えながら新谷氏が違いについて語る。
日本ではチームに属していると指導者の要望に選手が応えていかなといけない風潮があるが、米国は違う。「向こうでは、チームの指導者とプライベートレッスンの指導者が異なることが多々あります。ケースによっては、プライベートレッスンの指導者がライバルチームの指導者の場合もあります」と、菊池氏が米国ならではの文化について説明を加えていく。
動画では、現地の子どもたちの活動の様子などについても紹介されているので、2人の対談から学ぶことも多い。米国の野球文化に触れることができる貴重な対談だけに、指導者の方はぜひ聞いてみてもらいたい。
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