“サインによく出る”バントのNG例 名人力説…セーフティで「これはやっちゃいけない」
■NPB通算451犠打…平野謙氏が解説する「サインでよく出る」バント3種類
小・中学生のみならず、高校野球以上のレベルにおいても必要とされる「バント」の技術。この動画では、西武、ロッテで19年間活躍し、NPB歴代2位の通算451犠打の記録を持つ“バント名人”の平野謙氏が、試合時に「サインによく出る」バント3種類と、それぞれで“失敗しない”ための練習法について、実演を交えて詳しく解説してくれる。
1つ目は、セーフティバント。走者なしの場面で、内野手が油断をしていたり、守備位置が深かったりする時に行う。ビハインドの場面で、走者を進めると共に自分自身も生きて好機を広げる時に有効なものだ。
【全打者必見】通算451犠打の“職人”徹底解説 試合で使うバント3種類…確実に決めるメソッド
両打ちの平野氏は、左打席・右打席とそれぞれで手本を示してくれるのがわかりやすい。特に「これはやっちゃいけない」という左打者のセーフティの際のNG行為は、多くの選手が経験を持つのではないだろうか。そうならないための対処法や、打球を転がす方向の「鉄則」についても説明してくれる。
2つ目は、「どんな球種・コースが来ても当てなければいけない“究極のバント”」と語る、走者三塁の場面で得点を狙うスクイズについて。投手心理から考えたバットを横に構えるタイミングや、外された時にバットに当てにいく対応策まで詳細に説明。「遊びながら楽しくやってほしい」という練習方法も紹介する。
3つ目は、セーフティスクイズ。実施するシチュエーションや、打球を転がす方向について説明しながら、「バットではなく、足でやる」という名人の極意を伝えてくれる。モデル役が行った際の目線の位置についての指摘も、視聴者にとって参考になるはずだ。
計7回にわたって配信してきた名人の解説。最後に平野氏は、「これが成功の秘訣。絶対に、頭に刻み込んでください」という、全てのバントに共通する大切なポイントを強調。ファイナルを飾るにふさわしい金言を送ってくれる。あくまで“犠牲”であることを忘れることなく、基本に忠実に練習に取り組んでみてほしい。
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