小学生から意識したいバランス感覚 元プロが実演…制球の安定感が増すトレーニング
■楽天で投手として活躍した土屋朋弘さんが解説
投手がコントロールを安定させるには、投球フォームの再現性が求められる。そして再現性を高めるにはバランス感覚が必要となる。この動画では、元楽天投手の土屋朋弘氏がピッチング上達につながる、バランス力を高めるコンディショントレーニングを紹介している。
楽天に4年間在籍した土屋氏は現在、仙台市でキッズ教室を運営。キッズコーディネーショントレーナーの資格を取得し、子どもたちの運動神経向上に力を注いでいる。動画の中で、投球の際、片足でバランスをとることの重要性を説いている。
投手は投げる動作の中で、まず足を上げて片足で立つ。ここで体にブレが生じてしまうと、それ以降の動きも乱れ、コントロールに悪影響を与えてしまう。「特に小学生は、片足で立ったときのバランスが悪くて体が動いてしまうことが多いです」。それだけにバランストレーニングは、早い内から取り組んだほうがいいと言える。
動画で紹介するメニューは2つ。1つ目は片足でバランスをとるトレーニング。片方の足の裏を膝につけて手は水平に伸ばしたまま、上半身が動かないように状態をキープ。「慣れてきたら片足を前に伸ばしたり横にしてみたりなどアレンジしてみてください」と、時間の目安も示しながら、様々な片足バランスを披露している。
【全投手必見】フォームと制球の“安定感”が改善…バランス感覚を養うトレーニング
続いて、投球動作のブレを減らすためのトレーニングを紹介。これは投げ終わった時の体のブレを最小限にするためで、片足で跳んで回転するのが主な動き。「投球にもリズムが必要なので、親御さんがいる場合は、手を叩いてリズムに合わせてジャンプするのもいいと思います」とプラスアルファでリズム要素を取り入れることを推奨している。
各メニューの意識するべきポイントや回数などについても詳しく解説してくれているので、ぜひ日々のトレーニングに加えてバランス感覚を養ってほしい。
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