毎日継続したい“腹部周辺”ストレッチ 怪我の防止やパフォーマンス向上に効果
■仲田健氏が紹介…自宅で実践できる効果的なストレッチ
ストレングス&コンディショニングコーチの仲田健氏は、元阪神・桧山進次郎氏をはじめ、多くのトップアスリートをサポートしてきたトレーナーとして知られている。その仲田氏が今回の動画で紹介しているのは野球のパフォーマンス向上&怪我予防につながる「腹部周辺ストレッチ」だ。
野球は打つ際も投げる際も、直線的な動きだけではなく、体を捻る動きが多いスポーツ。力強いプレーにはこの体の捻りが欠かせない。その捻りをつくる上で重要な役割を担うのが“お腹周り”だ。腹部は、下半身が生み出す力を上半身に伝える際の中継地点。腹部周辺の筋肉を強化することで力強いプレーが生まれやすくなり、怪我防止にもつながっていく。
仲田氏が動画で取り上げているのは2つのストレッチ。どちらも複雑な動きを加えたものだが、普段使わない筋肉を刺激するものだけに、ぜひ日々のメニューに加えてもらいたい。2つのストレッチはともに、両肘をつき肩の位置を水平に保った状態で、股関節・膝・足首を90度に曲げ、体を卍のような体勢にしてから行う。
1つ目のストレッチは、この体勢から腕を伸ばしていく。できるだけ遠くに伸ばすのがポイントで、脇腹やお尻の筋肉が伸びていくのを実感できるはずだ。2つ目のストレッチでは捻る動きを取り入れている。腕を内側に捻ることで、より一層、脇腹やお尻にストレッチがかかり効果を高めることができる。
【毎日継続したい】力強い動きが生み出せる…怪我予防にもつながる「腹部周辺ストレッチ」
複雑な動きのストレッチだけに、一度動画を見てから実践してみてもらいたい。意識するべきポイントやこなすべき回数などについても1つ1つ詳しく解説しているので参考になるはずだ。普段あまり使わない筋肉を刺激するだけに、すぐに効果を実感できる人も多いことだろう。
腹部周辺の筋肉を鍛えることで、動きに力強さが増し、総合的なパフォーマンス向上や怪我防止につながっていく。野球において重要なトレーニングと言えるだけに毎日継続して取り組みたい。
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