球速向上&怪我予防に効果的 バリエーション豊富…“3つの面”で鍛える「体幹強化」
■米独立リーグでもプレー…内田聖人氏が基本的な「体幹トレーニング」
パドレスのダルビッシュ有投手、メッツの千賀滉大投手ら現役トップ選手が加入するオンラインサロン「NEOREBASE」の主宰者、内田聖人氏。自ら投手として早実高、早大、社会人の名門JX-ENEOS、米独立リーグでプレーし、現役引退後、自分の体を“実験台”にして練り上げてきた球速向上トレーニングが注目されている。ここでは基本的な「体幹トレーニング」を動画で紹介する。
「人間の動作には①前の面、②横の面、③水平の面があります。体幹トレーニングでは、この3つの面を網羅したい」
出発点になるのは、「プランク」(うつ伏せになった状態で前腕、肘、つま先を床につき、その姿勢をキープすること)だ。最初はシンプルにキープ。徐々に時間を延ばしていき、次は、これに動作を加える。「足踏み」や「グー・パー」、さらには前腕と肘を地面につけたままでの「ジャンプ」の動きなど、バリエーションを加えていく。
「プランク」で“前の面”に刺激を与えた後は、「サイドプランク」(横向きに寝て、床側の肘をつき、上体を持ち上げた姿勢をキープ)で“横の面”を鍛える。内田氏は腰の位置などのチェックポイントを解説しながら、逆に怪我につながるエラーパターンについても語り、注意喚起する。
【全野球人必見】球速アップ&怪我予防に効く! “3つの面”で鍛える「体幹強化」
「サイドプランク」でも、シンプルなキープにとどまらず、足を上げてキープしたり、足を上げ下げするなどの動作を加えていく。さらに、足を浮かせた状態をキープするなどのバリエーションを加えていく。動画で確認しながら、実践してみてほしい。
地味なトレーニングではあるが、「普通のプランク、サイドプランクは、怪我予防の観点からも間違いなく効果があります。毎日、もしくは2日に1回くらやっていいのではないかと思います」と内田氏は説く。千里の道も一歩から…球速アップも「プランク」からだ。
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