手投げになっている子は必見 ドッジボールを使って下半身主導を実現するドリル
■ダルビッシュや千賀も師事する投球指導者・内田聖人氏の練習ドリル
投球動作で手投げになっていると力強いボールは投げられず、怪我にもつながりやすい。「下半身使って投げろ!」と指示してもなかなか伝わらない。このような時は投球指導者で現役メジャーリーガーも師事する野球オンラインサロン「NEOREBASE」の内田聖人氏の動画を見てほしい。内田氏はドッジボールで使用するくらいの大きなボールでそれを改善してくれる。
|参加無料|"正しい投げ方"習得の極意を凄腕講師陣が徹底解説! 12月16日から開催の「投球指導week」無料申込受付中
小中学生の頃、体力測定で行われたハンドボール投げなどで、野球部の生徒らが意外と遠くに飛ばなかった記憶はないだろうか。それは手を使えてしまっているから。「サッカーのゴールキーパーのように体全体を使ってスローイングすることが理想です」と内田氏は投球動作では下半身を使うことが強いボールを投げる上で大切だと説く。
まずはドッジボールのボールを持たずに手の平に乗せる。そして手首で“ ロック”。肘を曲げずに伸ばしたまま強いボールを投げる――。ロックの理解が難しければ、動画を見ながら、ぜひ真似をしてみてほしい。
【動画】下半身主導の投げ方がこれでわかる ドッジボールを活用した練習方法
野球のボールは小さいので握れてしまうため、腕だけの力に頼ってスローイングになる。この“ドッジボールドリル”は、ボールは握らず、肘を伸ばした状態で投げるため、腕だけの力に頼ることができず、無意識的に体全体を使うようになる。
投手であれば球速向上に限らず、フォーム矯正やケガ防止の観点からも、是非とも取り入れたいドリルだ。理想的な投球動作が、ドッジボールドリルを使って、自然に身に付くことができるため、“手投げ”にならないためにも試してみる価値はある。
【関連記事】
・【#1無料動画】林泰祐|現在連載中|米国での指導経験持つトレーナー監修 年代別|パフォーマンス向上プログラム
・【第1話無料】NEOLAB|現在連載中|MAX155キロの指導者監修 年代別|好投手育成プログラム
・吉見一起|【制球力構築プラクティス】出場機会を勝ち取る鍵 “精密機械"が徹底指南