捕手のキャッチングが劇的に向上 鷹・甲斐を指導…専門家が明かす極意
■キャッチャーコーチ・緑川大陸氏が推奨するキャッチング上達ドリル
素早く正確なキャッチングは捕手としてプレーする上で欠かせない技術だ。その捕球技術を身に付けるために必要な練習法を、「ビタ止め捕手」として注目を浴びるキャッチャーコーチの緑川大陸氏が解説。構え方から細かな捕球動作まで、上達の極意を余すことなく紹介している。
【捕手必見】重さの違う2つのボールで練習 プロが支持する捕手コーチ推奨のドリル
緑川氏は、ソフトバンク・甲斐拓也捕手を指導するなど、小学生からプロまで幅広く指導している。今回の動画ではサンドボールを使ったドリルを紹介。重さの違うボールを使って素早く正確なキャッチングを習得していく。
使うのは500グラムと130グラムのサンドボール。重さの異なるボールを捕ることで、キャッチングの安定性が上がると緑川氏は話す。
「重いボールと軽いボールを連続して捕球することで、重いボールも素早く捕球する意識が高まり、ミットを下から上に上げる動きのスピードアップにつながります。そうすることで、低めのボールにも自然とミットが上がってくるはずです」
捕球する腕を素早く上に上げる感覚をつかむことが、この練習の目的。そのために、重いボールと軽いボールを使うのが有効だという。
「重さの違うボールの捕球練習は、甲斐選手もよくやっています」と、プロも実践している練習だけに高い効果が期待できそうだ。
こなすべき回数などは動画の中で緑川氏が詳しく解説しているので、チェックして実践を。キャッチングは試合を左右する要因の1つとなるだけに、捕手を志している選手は緑川氏の考案したドリルに挑戦してほしい。
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