選手の将来につながる“良い移籍・悪い移籍” 野球講演家が提示する「間違いなくいいチーム」
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■野球講演家・年中夢球氏が「チーム移籍」をテーマに保護者へアドバイス
今所属するチームで子どもを頑張らせるべきか、それとも、別のチームに移籍させるべきか……。そんな悩みを抱える保護者はいることだろう。全国の指導者・保護者・選手のメンタルをサポートしてきた野球講演家・年中夢球氏が、TURNING POINT会員向けに開催した特別講習会の模様を伝えるシリーズの、今回のテーマは「チーム移籍」についてだ。
【全保護者必見】人気野球講演家が熱くアドバイス 子どもの未来を見据えたチーム選びのコツ
まず、同じ移籍でも「良い移籍と悪い移籍がある」と年中夢球氏は語る。監督・コーチの暴言・暴力が酷いのであれば、文句なしで他チームに移った方がいいだろう。
逆に“悪い移籍”とは何か。例えば、「6年生が1人しかいないから、大人数のチームに移籍したい」、または「選手数が多くて試合に出られないから、人数の少ないチームに移りたい」という場合だ。
「その環境の中で、どう頑張ればいいのかを教えてあげるのが、親の役目ではないでしょうか」と年中夢球氏。実際に、親のアドバイスを受けて、小学6年生1人でチームを引っ張った女子選手が、その経験を活かし高校で甲子園出場を果たすまでになった実例を紹介する。
さらに、保護者からの相談も多いという、中学でのチーム選びについても言及。「シニアやボーイズ(などの硬式クラブチーム)は、別に野球がうまい子が行くところではない」「『体が小さいから硬式は早い』というのは親御さんの言い訳」など、目から鱗の言葉も次々と飛び出す。そして、「これは難しいんですけど……」と前置きしながら、“間違いなくいいチーム”と判断できる材料も、年中夢球氏は提示してくれる。
いずれにせよ、少年野球の“今だけ”を切り取るのではなく、中学や高校・大学までを見据えた上で、「子どもがどんな野球をやりたいのか」という軸を持つことが、チーム選択には大切。“親都合”で子どもたちを振り回さないよう、年中夢球氏のアドバイスに耳を傾けたい。
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