絶対NGの保護者の言葉とは 選手育成に定評…中学日本一監督が大切にする“親子の距離感”
■上一色中・西尾弘幸監督が助言する、中学生に必要な“親子の距離感”
スポーツに励む子どもとその姿を見守る保護者、ちょうどいい距離感を保つことができれば、子どもの成長にもつながる。今回の動画では、思春期の成長を迎える中学生に必要な“親子の距離感”について取り上げている。
【保護者必見】選手の成長を阻む“親子関係”とは 中学日本一監督が推奨する「適切な距離感」
動画に登場するのは、江戸川区立上一色中の西尾弘幸監督。上一色中は、これまで全国中学校軟式野球大会で2度の準優勝、全日本少年軟式野球大会では2022年に初優勝に輝くなど、中学軟式野球の強豪として知られている。また、現役のプロ野球選手も輩出するなど、選手育成にも定評がある。
保護者に対して西尾氏は「野球をしている子どもたちをしっかりサポートしてあげてほしい」と前置きしたうえで「ただ、プレーに関してはあまり口を出さないでほしい。親がのめり込み過ぎると、子どもは親の目を見てプレーするようになります」と助言を送る。
「なかでも1番やってほしくないのは、試合で活躍できなかった時に、家に帰って子どもを責めること。そういう時は、『次頑張れよ』『打てなかったけど守備は良かったじゃないか』など、ポジティブな言葉をかけてあげてほしいと思います」
西尾氏いわく、急に打てなくなった選手は、親がのめり込み、あれこれ言ってしまっているケースが多いという。「親御さんには『(能力を)伸ばしたかったらやめましょう。お父さんが言わなかったら、次は打ちますから』と伝えています」と温かく見守る姿勢の大切さを説く。
一方で、子どもたちにも「自分で汚れたユニホームを洗うなど、自分でやれることを増やしていかないといけません」と自立していくことも求めている。熱く語りかける経験豊富な西尾氏の教えは、保護者にとっても指導者にとっても大いに参考になるはずだ。
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