ティー打撃でNGな振り方とは？　大阪桐蔭元主将が伝授…ミート力を高める｢斜め振り｣

2024.01.10

■野球YouTuber「ミノルマン」こと廣畑実氏が推奨する“斜め振りティー打撃”

　日々の練習で行っているティー打撃。ミート力向上には欠かせない練習だが、スイングの仕方を間違えると打撃の形を崩してしまう恐れもある。それだけに実際の試合を想定した練習が必要になってくる。

　今回の動画では、高校野球の名門・大阪桐蔭で主将を務め、現在はYouTubeや野球塾で技術や知識を伝えている野球YouTuber「ミノルマン」こと廣畑実氏が、ミート力を高めるティー打撃について具体的な練習方法を交えながら紹介している。

　廣畑氏が強調するのは“スイングの仕方”。「ティー打撃の際、バットは少し斜めから振るように伝えています」と、横からも上からもバットを振ることを禁じている。「斜めにバットを振ることで、体を開きを抑えた状態でミートすることができます」とアドバイスを送る。

　その理由はティー打撃の方法にある。チームの練習では、斜め前方から放られた球を打つことがほとんど。ただ、試合では投手の球は正面からくる。そのため、斜めから来る球でも体を開きを抑えた状態でミートできる形を見つけることが大事になる。

「斜めからの球に対して闇雲に強く打つのは良い練習とは言えません。斜めに振る意識を持つだけでティー打撃の効果はかなり上がってきます。体の開きを抑え、球をできる限り引きつけて打つ意識を持って取り組んでほしいと思っています」

　廣畑氏が横振りや縦振りとの違いを交えながら詳しく紹介しているので、その動きを参考に実践してほしい。廣畑氏推奨のスイングを日々積み重ねていけば、ミート力向上につながっていくはずだ。