ダルビッシュのような美しいフォームの第一歩 野球に不可欠…捻転差が増すストレッチ

ダルビッシュのような美しいフォームの第一歩 野球に不可欠…捻転差が増すストレッチ

■プロトレーナーの安福一貴氏が野球に特化した6種類のストレッチを紹介

 

 試合で最大限の力を発揮するために、ストレッチなどしっかり準備をすることが必要になる。だが、どういったストレッチが効果的なのか、把握していない選手もいるだろう。今回は、4年連続盗塁王の片岡易之氏(元西武、巨人)ら名選手をサポートしてきたプロトレーナーの安福一貴氏が、野球の動きに特化したアップとストレッチ全6種類を動画で紹介してくれている。

 

 まずは肩回りのストレッチ。両腕をアルファベットの形にした「TYWドリル」だ。肩甲骨を内側に寄せるようにしてインナーマッスルを刺激する。実際に中学軟式チームを指導している安福氏は「キャッチボール前に必ずやるようにしましょう」と呼びかけている。

 

 次に四つん這いになって行う骨盤回りのストレッチ「キャット&ドッグ」や胸郭捻転を主眼に置いた「チェストオープナー」を紹介。腰は可動域が少ないので「だからこそストレッチが必要です」と語っている。

 

【選手必見】パフォーマンスが上がり怪我も防止 野球の動きに特化したストレッチ

 

 そして両足を前後に開いての体幹捻転「ハーフニーリングローテーション」を紹介。ダルビッシュ有投手(パドレス)の投球フォームを例に、捻転差を作る重要性を説明。そのためにはこのストレッチが効果的で、走りも必ず横の動きである回旋運動が入ると解説している。

 

 安福さんは「野球はバランスの崩し合い」とも語る。バランスが取れなければ投手の緩急や牽制への対応は難しくなる。上半身と下半身の連動を図るストレッチも紹介している。

 

 他にもうつ伏せになって股関節の可動域を拡大をはかるメニューや、脊柱からハムストリングまで伸ばす怪我防止のストレッチを選手に伝授している。これらは「第1段階のストレッチです」と安福さん。最高のパフォーマンスを発揮する準備として、必ずやっておきたい。

 

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