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野球と勉強をどう両立? 名門校で甲子園→東京六大学で活躍…兄弟が習得した“逆算思考”

野球と勉強をどう両立? 名門校で甲子園→東京六大学で活躍…兄弟が習得した“逆算思考”

重要な“授業に全集中”…鈴木裕司&健介兄弟が明かす自発的な学習法と時間管理

 

 中学生の選手とその保護者が直面する悩みが、野球と勉強の両立だ。日々の練習に追われ、机に向かう時間が取れない選手は多いだろう。慶応高、早稲田実業で甲子園に出場し、東京六大学でも活躍した鈴木裕司さんと健介さん兄弟は中学時代、学校の野球部と硬式チームを掛け持ちしていたが、独自の工夫でこの難題をクリアした。

 

実際の動画はこちら 【子どもの自主性が伸びる】兄弟で早慶進学&甲子園出場 両親が導いた「文武両道の教育」/鈴木裕司×鈴木健介

 

 2人が実践したのは、徹底した授業への集中。平日は家で宿題以外の勉強をせず、授業中に全てを吸収するよう努めた。教員の母から「基本的に教えられてないことはテストに出ないよ」と教わったためだ。教師の発言をメモし、疑問はその場で解決する。辞書を引き、教師に質問するという自発的な学習のやり方を学んだという。

 

 定期試験1週間前になると、生活は一変。野球の練習は一切せず、その時間をそっくり勉強に充てた。携帯電話は親に預け、試験対策に没頭したという。母から課されたノルマは5教科500点満点で450点以上。目標達成のために睡眠時間を削り、「眠くなったら素振りしに行く」と、深夜に外でバットを振って睡魔と闘うほどだった。

 

 高い目標に向き合う中で、2人は"逆算思考"を身につけた。「450点を取るには何が必要で、1週間前からスケジュールを組まないといけなくて」と、目標に向けた計画を自ら組み立てる能力が培われたという。この思考は野球にも通じ、ノートに「どれくらいやれるかで野球の成績も変わってくる」と記すほどだった。

 

「学校の勉強をしない人は、野球をやる資格がないよ」。両親からは常にそう言われていたという。学生の本分は勉強で、野球は自らの意思で取り組むもの。限られた時間でどう結果を出すかを考え、実行する力はグラウンドでも生きる。勉強に向き合い、考えて行動する習慣をつけることが、選手としての成長を後押しする。

 

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