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バント成功の秘訣は「やってから」走る 通算451犠打の名手が語る3つの極意

バント成功の秘訣は「やってから」走る 通算451犠打の名手が語る3つの極意

通算451犠打を誇る平野謙氏が解説…あらゆる局面で成功に導く基本の動作

 

 接戦の試合において、バントの成功は勝敗を大きく左右する。しかし、プレッシャーのかかる場面では焦りが生まれ、失敗してしまう子どもたちも多い。中日、西武、ロッテで通算451個の犠打をマークした平野謙氏は、セーフティバントやスクイズなど、あらゆる局面で成功に導く共通のポイントは「基本に忠実」であることだと語る。

 

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 自ら出塁を狙うセーフティバントで一番やってはいけないことは、早く走りたい意識が先行して体が流れてしまうことだ。基本ではない位置にバットが出てしまうため、まずは構えて自分の見えるところで転がすことが必須となる。セオリーとしてはサード前のラインギリギリを狙い、ファウルになってもいいというつもりで挑むことが大切だ。

 

 絶対に得点が欲しい場面でのスクイズは、ピッチャーが足を上げて出だしたギリギリのタイミングで構える。早く構えると外されてしまうからだ。もし外角に外された場合は、後ろの手ではなく、グリップを持っている手で伸ばす。このとき、ヘッドが落ちないように効かせて動かし、空振りしてランナーがアウトになるのを防がなくてはいけない。

 

 二遊間が下がっている場面などで有効なセーフティスクイズは、早めに構えても問題ない。手先やバットだけでやりにいくのではなく、足を使って押し込む感覚が求められる。バットの角度を変えずに踏み出し、その動きに合わせて目線も一緒についていくようにすると、正確にボールを捉えることができる。

 

 平野氏が強調する全てのバントに共通する成功の秘訣は、やってから走ることだ。「やって転がってから、その転がったのを見て確認してからぐらいでいいから走り出す」という。気持ちが先走って体が逃げてしまうと、見えないところでバントすることになる。まずは確実に転がすことを頭に強く刻み込むことが、上達への近道となる。

 

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