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ダブルプレーに必要なハンドリングが身に付く チーム力を底上げする“円陣キャッチボール”

ダブルプレーに必要なハンドリングが身に付く チーム力を底上げする“円陣キャッチボール”

東農大・勝亦陽一教授が推奨…チームワークと身体操作性を高めるボール回し

 

 野球はチームスポーツであり、個人の技術だけでなく仲間との連係が勝敗を分ける。普段の練習で、楽しみながらチーム力と身体操作性を高める方法はないだろうか。小学生からプロ野球まで幅広い年代の選手たちをサポートしている東京農業大学教授の勝亦陽一氏は、4人1組で行う円陣キャッチボールを推奨している。

 

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 勝亦教授が提案するのは、各ベースに人がついて行うボール回しの"小さいバージョン"だ。相手のことを考えて正確に投げる力や、呼吸を合わせる力が養われる。ダブルプレーを取る時のように、全員が息を合わせる状況を作ることで実践的な感覚が身に付く。ボール1球だと適当にやっても成立するが、人数が増えればごまかしが利かない。

 

 まずは4人で輪になり、1つのボールを時計回りに回していく。タイムを競いながらテンポを上げると、片手キャッチなどのハンドリング技術が自然と引き出される。次に全員が外側を向いて行う。体を相手の方に向けないと捕球も送球もできないため難易度が上がり、ラグビーのパスのように体の使い方を覚える練習になる。

 

 応用編として、4人がそれぞれボールを持ち、合図とともに同時に隣へ投げてキャッチする。さらに、全員で真上にボールを投げ、隣に移動して捕球するメニューもある。これは外野手同士がお互いを察しながら打球を捕りにいく状況に似ており、周りを見ながら危険を回避してボールを捕るという、実戦に近い能力が磨かれる。

 

 利き手によって回る方向の投げやすさが変わるため、必ず右周りと左回り両方を行う。ボールを追ってぶつからないよう周囲を見ることも大切だ。「相手のことを考えながらプレーしなきゃいけない」という意識を持ち、プレーの中で声を出すことが、チーム力をより一層高めるはずだ。

 

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