
野球と勉強をどう両立? 名門校で甲子園→東京六大学でプレーした兄弟が語る“文武両道の極意”
慶大OBの鈴木裕司氏、早大OBの鈴木健介氏が培った“自ら考えて行動する力”
野球と勉強の両立に悩む子どもやその保護者は多い。練習に追われ、机に向かう時間が作れないと頭を抱えることはないだろうか。そんな難題を乗り越え、名門校で甲子園に出場し、東京六大学を経て一流企業に勤務するのが鈴木裕司氏と健介氏の兄弟。野球界発展のため、2人はグラブブランドを立ち上げ活動している。
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兄の裕司氏は慶応高で甲子園に出場し、慶大でもプレー。健介氏は早実高で甲子園に出場し、早大でプレーした。グラブ作りにあたって、2人は「考える人は強い」という熱い思いを込めた。社会人になって、「野球をやっていた人は考えない」と言われたことが悔しかったという。子どもたちの役に立ち、野球人のイメージを変えることを目指している。
学生時代は学習塾に通わず、テスト前は睡眠時間を削って勉強に取り組んだ。学業ではテストで5教科450点のノルマを達成していた2人は、野球の道具にもこだわりを持つ。プレーヤー目線で、最高峰の舞台でプレーする場合にはどうあるべきかを試行錯誤。特に重視したのは手を入れた時のフィット感だ。目を閉じた時にしっくりくる感覚を徹底的に追求し、オランダ産のキップレザーを使用した。
小中学生が使用する際のフィット感を生み出すため、手入れ部分の構造を緻密に計算している。平裏の大きさを最初はどうするか、親指の紐の位置をどこに設定するかなど、細部まで話し合って形にした。見た目が綺麗なだけでなく、実際に手にはめた時に吸い付いてくるような感覚を生み出す工夫がグラブ全体に施されている。
注意すべきは、単に練習をこなすだけでは本物の力は身につかないということだ。勉強と野球の両方で高い目標を持ち、自分で考えて行動する力が求められる。両親から教えを受け、高いハードルを越えてきた2人の姿勢は、文武両道を目指す上で大きなヒントになる。自ら考える力は、将来の大きな武器となるはずだ。
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