
家の中でも足は速くなる 正しいフォームと力強さを手に入れる「4つの基礎ドリル」
走りの質を劇的に変えるための身体操作
野球において足の速さは大きな武器となるが、がむしゃらに走るだけではスピードは上がらない。速く走るためには、正しいフォームと力強い体の使い方の習得が不可欠だ。今回は、福井商で甲子園に2度出場し、現在はランニングトレーナーとして活躍する村田和哉さんが自宅でも実践できる基礎練習を紹介。股関節の可動域を活かしたフォーム作りとパワーの向上を同時に目指していく。
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まずは腕振りの方法だ。腕が前に来るときは、顔の高さまでしっかり振ることが重要になる。具体的には「顎の高さに親指が来る」ようなイメージが望ましい。腕を下げる時は、お尻の真横に太鼓があるイメージ思って"叩くように振る"ことを意識する。腕が体から離れて長くならないよう、脇を畳んで体の近くで振って、正しい形を体に染み込ませよう。
次に理想的な姿勢を作る練習として、「万歳歩き」を紹介している。両肘を真っ直ぐ伸ばして高い位置に設定し、背中をグッと伸ばす。村田さんは「だらっとした万歳では意味がない」と強調する。この姿勢を維持したまま、膝を高く上げて20歩。この練習の意図は、単なる体操ではなく、走りに繋がる姿勢を覚えることにある。狭い場所でも工夫すれば、走りの質の向上に直結する。
走りの安定感を高めるには片足バランスが欠かせない。軸足の膝が潰れないよう伸ばし、膝をおへその高さまで引き上げる。つま先は下げずに前を向け、走りのポーズで20秒間停止する。膝で体重を支えると重心が低い「どすどす走り」になるが、お尻で支える感覚を掴めれば「軽やかな走り」に変わる。お尻の筋肉を使う意識が最も重要だ。
最後は膝を90度に曲げて固定したまま振る膝振りだ。狙いは太もも裏のハムストリングスの強化だ。この部位の筋力を高めると「スパッとまたより一層引き上げるスピードが上がる」と村田さんは説く。一見地味なトレーニングの習慣が、爆発的な加速を生む土台となる。
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