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球速アップの鍵は低学年時の基礎にあり 競技人生を支える「3つの土台作り」

球速アップの鍵は低学年時の基礎にあり 競技人生を支える「3つの土台作り」

投球動作の土台「ドッジボール・ケンケン・逆立ち」の活用

 

 球速を上げたいと願う野球少年が、小学校低学年のうちに正しい体の使い方を覚えることは非常に重要だ。球速アップに特化した米国式野球アカデミー「Be an Elite.」代表の松本憲明さんは、怪我を防ぎながら球速を上げるには、低学年のうちから体幹を使って投げる癖をつけることを推奨する。

 

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 なぜ体幹の使い方が重要なのか。腕の力だけで投げる動きは肘や肩への負担が大きく、故障の原因になりやすい。松本さんは投球時の体の使い方として「下半身が回って体幹が回って、最後に手がポンと出てくる」流れが大切だと語る。この基本を低学年で身につけることができれば、球速アップにつながる体の"土台"を作ることができる。

 

 まずはドッジボール投げで体幹の回旋を学ぶ。ボールは握らず手のひらに乗せ、腕を伸ばして構える。投げる際は、後ろに体重を乗せ「おへそと胸をしっかり回す」ことが肝心だ。腕だけで投げようとせず、体を回した後に"ついてくる"だけの意識を持つ。頭の先から一本串が刺さっているような軸を保って回転するのがコツだ。

 

 次に下半身を鍛えるケンケン(片足立ち)を行う。投球は軸足で地面を蹴る動きが伴うため、下半身の「バネ」を養うのに効果的だ。膝を曲げすぎず「重心を高くしてジャンプしてほしい」と松本さんは話す。お尻の筋肉を使う感覚を大切に、左右で20メートルの距離で3セットずつ行う。

 

 3つ目の逆立ちは、肩甲骨周りと体幹を強化する。逆立ちで自重を支えることで、投球時に肘が抜けない筋力を養う。肘を伸ばして20秒間耐える練習を3セット行う。難しい場合は大人がサポートしても良い。肘を曲げると腕に負担がかかるため、正しい姿勢を保つことを意識する。

 

 これらの練習は家庭や公園で手軽に取り組める。低学年のうちに基礎を固めれば、将来の球速や怪我耐性で大きな差がつく。松本さんは「身につけずにそのまま上のカテゴリーに行くと、怪我が重いか球が遅いまま」になると警鐘を鳴らす。理想のフォームを作るため、親子で楽しみながら土台作りに励んでほしい。

 

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