中1で148センチの息子がプロ野球選手に 一念発起した母…成功した“小食改善策”
■楽天・渡邊佳明の母・元美さんが明かす…小食を克服した工夫
野球をやっている子どもの体が小さくて、しかも小食。こうした悩みを持つ保護者は少なくないだろう。横浜高の元寮母で、現在は管理栄養士として学生アスリートをサポートしている渡邊元美さんが、自身の経験を踏まえた“対処法”を動画内で解説している。
横浜高の元監督・渡邊元智氏の娘で、楽天・渡邊佳明内野手の母である元美さんも、かつては同様の悩みを抱えていた。佳明内野手は現在、180センチ、79キロの体格を誇るが、子どもの頃は小さかった。
小学校卒業時の身長は148センチ。中学硬式の強豪「中本牧シニア」に入部するも、他の選手との体格差は歴然で、元美さんも「ちょっと無理かな」と思ったという。練習にもなかなかついていけず、疲労困憊。睡魔が勝り、十分に食事を摂れない日々が続いた。
【保護者必見】体の小さな子どもにどう食べさせる? プロ野球選手の母が試みた工夫
「このままではいけない」と元美さんは一念発起。何とか食べさせる方法を模索した。練習後、車中で眠ってしまう前に食べられるように補食を必ず持たせた。
日々の食事では“見た目”にも気を遣った。一度に多くを食べさせようと大盛りご飯をよそっても「戦意喪失してしまう」(元美さん)ため、工夫を施した。子どもに気付かれぬように実行した“作戦”もあったという。
こうした取り組みが実を結んで佳明少年はしっかり食べられるようになり、体も成長していった。1日に必要なカロリー、栄養素をどのように摂らせていくべきか。元美さんの工夫に、子どもの体を大きくするヒントが詰まっている。
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