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体の開きを抑えて力強い動きを 安福一貴氏が教える回旋運動の極意

体の開きを抑えて力強い動きを 安福一貴氏が教える回旋運動の極意

パフォーマンス向上や怪我の予防に効果的な「野球特化」のストレッチ

 

 試合や練習で持てる力を最大限に発揮するためには、関節の可動域を広げる準備が欠かせない。今回は多くのプロ野球選手をサポートしてきたプロトレーナーの安福一貴氏が、野球特化型のアップとストレッチを伝授する。可動域の向上は、技術習得の土台となる重要な要素だ。

 

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 始めは肩周りを刺激する「TYWドリル」を紹介する。まずは両腕を肩の高さまで横に広げて(Tの形)、肩甲骨を内側に寄せるように動かす。次は腕を上げて45度の角度を作り(Yの形)、肩甲骨を背骨に寄せるイメージで動かしていく。最後は、肘を胸の下あたりに持っていきWの形を作る。「W」が崩れないように腕を少し前に動かすことで肩甲骨を広げることが目的だ。各10回行うことが望ましい。

 

 骨盤へのアプローチとしては「キャットアンドドッグ」が有効だ。四つん這いの状態から骨盤を前傾させてお尻を突き出すような形を作る。次にお腹を持ち上げるように背中を丸めることで、腰周りの可動性が高まり力の伝達がスムーズになるという。

 

 回旋運動の強化としては「ハーフニーリングローテーション」に取り組みたい。膝を90度に曲げて片膝立ちになり、お腹に力を入れて前足の方に上半身を回していく。軸が崩れないようバランスを保つことが肝要だ。安福氏は、ダルビッシュ有投手のフォームを例に挙げ、深い体の捻じれ(捻転差)が力強さを生むためには重要だと説く。このストレッチは胸椎などの可動性を高めるのに最適なメニューになっている。

 

 練習の最後には「ロングシッティングクロスレッグストレッチ」を紹介。長座の姿勢から、片方の足のかかとをもう片方のつま先に置く。体の少し後ろに両手を置いて体を支えて、顎を引いた状態で体を前に倒す。この動きで、脊柱から太もも裏を伸ばすことができる。

 

 ひとつひとつはシンプルなメニューだが、積み重ねることで可動域が広がり大きなパワーを生むことができる。毎日の地道な取り組みが選手の未来を大きく変えるはずだ。

 

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