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練習後に疲れて寝てしまう子へ…楽天・渡邊佳明を育てた母が教える「車中での補食」

練習後に疲れて寝てしまう子へ…楽天・渡邊佳明を育てた母が教える「車中での補食」

食が細い少年野球選手に向けた「分散摂取」の工夫

 

 横浜高校野球部の寮母として多くの球児を支え、現在は学生アスリートの体づくりを支援する渡邊元美さん。実父・元智さんは同校で長年監督を務めた名将であり、息子は楽天で活躍する渡邊佳明選手だ。そんな元美さんだが、息子の少年時代は周囲との体格の差に悩んだという。小学校卒業時で身長は148センチ。強豪チームに入団した中学時代は、食事の摂り方にも工夫を凝らしたと話す。

 

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 当時の佳明少年は、練習後には「食事をするというよりも睡魔の方が勝ってしまって」というほど疲弊し、必要な量を食べられずにいた。食べることは体力に直結しているため、摂取量が不足すればさらに体力負けするという悪循環に陥る。元美さんは、食べられないことで体力がついていかない現状を打破するため、様々なアプローチを実践したと話す。

 

 まずは、練習が終わってから帰宅するまでの車中での補食だ。家に着いて寝入ってしまう前に、おむすびや具の入ったサンドイッチをすぐに食べさせた。この「苦肉の策」を続けるうちに、次第にご飯が食べられるようになり、食べる力が体力向上につながることを実感したという。一度に食べきれない場合は、練習直後のタイミングを逃さずに栄養を補給することが重要になる。

 

 また、家庭での食事の出し方にも秘訣がある。親は体を大きくしようと、ついご飯を多く装い、おにぎりも大きくしがちだ。しかし、食の細い選手は「大きな盛られた量とか大きなおにぎりを見るだけでも戦意喪失」してしまう。そこで、小さな茶碗を使い、本人に気づかれないように「スプーン一杯ずつでもいい」ので少しずつ量を増やしていく手法を推奨している。

 

 この方法を半年ほど続けた結果、気がついた時には大盛りのご飯を食べられるようになった。大切なのは、無理をして食べさせることではない。「1日トータルして必要な摂取量を摂取できていればいい」と考え、こまめに分散して取ることが、少食な選手の成長を促す鍵となる。焦らずに少しずつの成功体験を積み重ねることが、将来の大きな体づくりへと繋がっていくはずだ。

 

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