
【少年野球ダイジェスト】インステップの悪癖を直す!股関節に「乗る」感覚を養う椅子ドリル(’25 12/15)
本日の注目テーマは「元プロが教える『環境づくり』と『投球フォーム改善』」。野球界の未来を見据えた提言から、明日から実践できる具体的な技術ドリルまで、指導者・保護者の皆様必見の情報をお届けします。
・インステップの悪癖を直す!股関節に「乗る」感覚を養う椅子ドリル(参考:First-Pitch - ピッチング)
投球時に踏み出し足が内側に入る「インステップ」は、制球難や怪我の原因となります。今期はMLBのナショナルズに所属した小笠原慎之介投手を指導した経験を持つ長坂秀樹さんは、この修正法として「椅子ドリル」を推奨しています。原因である「軸足の膝折れ」を防ぎ、股関節に体重を乗せる感覚を掴むため、プレート付近に置いた椅子へゆっくり座る動作を繰り返します。「お尻をかかとより外に出す」イメージで軸足をコントロールし、最終的には椅子を外してシャドーピッチングを行うことで、力強く安定した投球フォームの習得を目指します。
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・ラミレス氏が危機感!野球人口減少を食い止める「増やすべき機会」とは?(参考:First-Pitch - コーチングメソッド)
「第6回くら寿司・トーナメント2025」の決勝が神宮球場で行われ、常磐軟式野球スポーツ少年団(福島)が初優勝を飾りました。大会会長を務めたアレックス・ラミレス氏は、表彰式や撮影で選手たちと交流しつつ、野球人口の減少に強い危機感を示しました。「もっと野球ができる環境を整えるべき」と語り、自身も「ラミちゃんCUP」を開催するなど行動を続けています。ラミレス氏は、少年野球の充実こそが将来のNPB選手輩出や野球界の発展につながると信じ、今後もサポートを惜しまない姿勢を強調しました。
・体が突っ込む原因は上半身頼り?西武アカデミー推奨「横回転ドリル」(参考:First-Pitch - ピッチング)
投球時に頭が前に倒れる「突っ込み」は、コントロールや球速に悪影響を及ぼします。西武ライオンズアカデミーの宮田和希コーチは、この原因を「上半身の力に頼った投げ方」にあるとし、改善策として「後ろ手組み回転ドリル」を紹介しています。両手を背中で組んで背筋を伸ばし、踏み込んだ足を軸に回転することで、上半身の力みを抑えます。足の力で体を回す感覚を養い、踏み込み足の膝に体重を乗せることで、怪我のリスクを減らしつつ投球力を向上させる効果が期待できます。
編集部のコメント
冬のトレーニング期間に入りますが、基礎を見直す良い機会です。紹介されたドリルを室内の練習メニューに取り入れてみてはいかがでしょうか。
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