
【少年野球ダイジェスト】球速アップと怪我防止の一石二鳥!強豪シニアが実践する「YTW体操」とは?(’25 12/14)
本日の注目テーマは「少人数で勝ち抜くチーム作りと、次世代を担う規格外の才能」。全国大会での躍進を支える指導哲学から、プロ顔負けの数値を叩き出すスーパー小学生、そして怪我を防ぐトレーニング法まで、指導のヒント満載でお届けします。
・球速アップと怪我防止の一石二鳥!強豪シニアが実践する「YTW体操」とは?(参考:First-Pitch - ピッチング)
投球において肩甲骨周りの柔軟性は重要な要素となります。硬いままでは球速が上がらず、怪我のリスクも高まります。全国制覇5度を誇る中学硬式「取手リトルシニア」の石崎学監督は、肩甲骨の下部に刺激を与える「YTW体操」を推奨しています。うつ伏せになり、腕を「Y」「T」「W」の形にして床から上げてるシンプルな動作ですが、肩甲骨を寄せることがポイントです。本業がスポーツトレーナーでもある石崎監督は、この体操で肩関節への負担を減らし、パフォーマンス向上につなげる指導を行っています。
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・全国準優勝でも安泰ではない?都会の強豪が直面する「選手募集」の厳しい現実!(参考:First-Pitch - コーチングメソッド)
「くら寿司トーナメント」で準優勝を果たした名古屋ドジャース(愛知)の蛯澤俊典監督は、選手集めの現状に「厳しい」と苦悩を明かしています。2004年設立の同チームは現在部員14人。SNSを駆使してチーム情報の発信も行っていますが、「「入ってきても続けられる子と、離脱する子がいる」という状況です。そんな中、チームは「考える野球」を徹底。飛び抜けた選手がいなくても、打席での間合いやバントの構えで相手を揺さぶるなど工夫を凝らしています。ミーティングでは監督が答えを出さず、「きょうの課題は?」と問いかけることで選手の思考力を養い、大舞台での躍進につなげました。
・小学生の域を超えている!球速123キロ・スイング127キロを記録した"規格外の三刀流"(参考:First-Pitch - コーチングメソッド)
12月末開催の「NPBジュニアトーナメント」に出場するオリックス・バファローズジュニアに、驚異の小学6年生がいます。上田灯真選手は身長171センチ、体重62キロの恵まれた体格を持ち、ピッチングで123キロ、スイングスピードで127キロを記録し、投手、捕手、外野手をこなす"三刀流"です。所属チームでは剛球を捕れる選手がいないため捕手や外野手を務めていますが、今大会ではそのポテンシャルを存分に発揮できる環境に心を躍らせています。率いる塩崎真監督も「打つ投げるに関しては小学生の域を超えている」と絶賛する逸材です。
編集部のコメント
部員不足という逆境を「考える力」で補う姿勢や、怪我を防ぐ地道な体操など、環境や身体と向き合う大切さを痛感します。
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・MAX155キロの指導者監修 年代別|好投手育成プログラム/NEOLAB




