
【少年野球ダイジェスト】ダルビッシュを育てた名コーチが伝授!低めにズバッと決まる「前足ブレーキ」の極意(’25 12/12)
本日の注目テーマは「プロが教える技術と、次世代を育む環境づくり」。 驚愕の身体能力を持つ小学生のニュースから、女子野球の未来を見据えた取り組み、そして家庭でもヒントになるプロ直伝の練習法まで、多角的な視点で最新情報をお届けします。
・ダルビッシュを育てた名コーチが伝授!低めにズバッと決まる「前足ブレーキ」の極意(参考:First-Pitch - ピッチング)
ダルビッシュ有投手らを育てた名コーチ・佐藤義則氏が、少年野球でありがちな「手投げ」を改善し、制球力を高める秘訣を解説しています。重要なのは「踏み出し足のブレーキ」です。つま先からではなく、ベタ足か踵から横向きに着地することで体重移動を受け止めます。さらに着地後は膝を回さずに止めることでリリースポイントが安定。「低めに強い球」を投げるためには、腕の振りだけでなく、下半身の強固な壁と使い方が不可欠だと説いています。
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・環境がなければ作る!宮本慎也氏が女子中学野球大会にかける情熱(参考:First-Pitch - 指導法)
元ヤクルトの宮本慎也氏は、学童だけでなく女子野球の発展にも尽力しています。女子野球人口が増加する一方で、中学生になるとプレー環境が激減するという課題を受け、「アルパインプレゼンツ 宮本慎也杯 女子中学軟式野球大会」を創設しました。第4回となる今年は16チームが熱戦を展開。「野球は男社会」という古い慣習からの脱却を訴える宮本氏は、リエントリー制やEDH(特別指名打者)を導入し、多くの選手が出場できる環境を整備しています。
・筒香嘉智が設立したチームが実践 不規則バウンドを制する「坂道ノック」の秘密(参考:First-Pitch - ディフェンス)
DeNA・筒香嘉智選手が設立し、兄の裕史氏が代表を務める「和歌山橋本Atta boys」では、「坂道ノック」というユニークな練習を取り入れています。斜面を利用して不規則に転がるゴロを捕球し、箱に入れるというシンプルなドリルです。あえて不安定な環境を作ることで、イレギュラーへの対応力や、スピードに乗った状態からの減速動作といった複合的な身体操作が自然と身につきます。遊び感覚で楽しみながら守備の基本を養える、画期的な練習法です。
・小5で110キロ!?関東新人戦に現れた「未来モンスター」の衝撃(参考:学童野球メディア)
「ノーブルホームカップ 第27回関東学童軟式野球秋季大会」の1回戦で、衝撃的な才能が出現しました。ラウンダース(山梨)のエース・伊藤誉投手(5年)が、開始早々に110キロを計測。4回まで無安打6奪三振という圧巻の投球を見せました。対する玉村ジュニアベースボールクラブ(群馬)も食らいつきましたが、ラウンダースは打撃や走塁の完成度でも圧倒し、6対1で勝利しました。敗れた玉村の髙木監督は「レベルも完成度も一番高い」と脱帽。5年生の秋時点では「100キロ」が大きな壁と言われる中、伊藤君の凄まじい実力が披露されました。
編集部のコメント
単調になりがちな冬の練習ですが、「坂道ノック」のように地形を利用して「遊び心」を加える工夫は、子供たちの集中力を保つのに有効かもしれませんね。
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