【少年野球ダイジェスト】「手投げ」を治す! 中学強豪・関メディ流「9つのキャッチボールドリル」(’25 12/10)

【少年野球ダイジェスト】「手投げ」を治す! 中学強豪・関メディ流「9つのキャッチボールドリル」(’25 12/10)

本日の注目テーマは「目先の勝利よりも『選手の将来』を優先する、勇気ある指導と具体的な技術論」

 

「手投げ」を治す! 中学強豪・関メディ流「9つのキャッチボールドリル」(参考:First-Pitch - 技術・ドリル)

 

中学硬式野球の強豪・関メディベースボール学院(兵庫)の藤田真悟トレーナーが、小中学生に多い「手投げ」の弊害と改善法を解説しています。同チームでは中1夏まで試合を行わず、約1ヶ月かけて「9つのドリル」を徹底するといいます。肩の負担が少ない「ゼロポジション」からの投球や、ウオーキング・捕球動作を連動させる手順で全身を使う形を身につけます。藤田さんは現代の子どもは「地面を蹴って弾む」足の能力が不足していると指摘。足をうまく使えてこそ、質の高いプレーは生まれるため、つま先を上手に使って地面を蹴る感覚の重要性も説いています。

 

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408犠打を記録した名手・宮本慎也氏が「小学生のバント禁止」を貫く理由とは(参考:First-Pitch - 育成論)

 

現役時代に408犠打を記録した名手・宮本慎也氏が主催する大会では、独自の「バント禁止ルール」を採用しています。理由について宮本さんは、練習では「振れ」と言うのに試合では「待て」のサインが出る矛盾や、無死一塁からの得点確率はヒッティングの方が高いというデータに基づき、「バントは戦術として無駄になることが多い」と指摘。「まずは野球の楽しさ=思い切り振ること」を優先し、登録6年生全員の出場義務やリエントリー(再出場)、特別指名打者(EDH)なども導入して選手の育成環境を整えています。

 

全国の舞台でも「全員が主役」 四国・松山ボーイズの決断(参考:First-Pitch - 指導者)

 

硬式少年野球の全国大会「MLB CUP 2025」にて、愛媛・松山ボーイズの河原佑輔監督は勝利至上主義ではなく「選手の経験」を最優先する采配を見せました。予選で登板のなかった女子選手を強豪相手に先発投手に抜擢するなど、結果よりも大舞台での経験を重視。「全員が主役であり脇役」の方針で特定の選手に依存せず、中学・高校に繋がる育成を掲げ、全国での交流も将来の財産になると捉えています。

 

編集部のコメント

大人がぐっと我慢して「育つ時間」を待つことが、子供たちの野球人生を豊かにします。

 

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