
【少年野球ダイジェスト】流行の「ショートアーム」は少年野球に適切か? 専門家が指摘するリスク(’25 12/7)
本日の注目テーマは「正しい技術習得と進路への意識」。流行のフォームに潜むリスクや苦手克服の練習法、そして将来を見据えたアピール力について、保護者や指導者の皆様に役立つ情報をお届けします。
・流行の「ショートアーム」は少年野球に適切か? 専門家が指摘するリスク(参考:First-Pitch - ピッチング)
近年、メジャーリーガーなどを真似て流行している「ショートアーム」投法について、投球指導の専門家・長坂秀樹氏が警鐘を鳴らしています。体格や出力が未発達な小・中学生が安易に取り入れると、肘への負担が増し、故障につながる恐れがあるといいます。特にトップの位置で肘の角度が90度を下回るとリスクが高まるため、長坂氏は「怪我をしない体の使い方」を優先すべきだと強調。情報が溢れる現代では、"トレンド"を追いかけるより、致命的な故障を引き起こさないよう子どもを導くのも、大人の役目の1つです。
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・高めが打てない悩みには「背負い投げ」の意識! 元プロ直伝の練習法(参考:First-Pitch - バッティング)
高めのボールを苦手とする選手に対し、元巨人チーフスコアラーの三井康浩氏が「力まずに打つ」ための練習法を紹介しています。高め攻略の鍵は、下半身を使って「背負い投げ」をする感覚で、バットを上から下へ「大根切り」のように振ること。推奨するティー打撃では、打者の身長より高い位置のボールを打つことで、腰・膝・肩のラインが平行になり、体の軸を作る効果もあるといいます。「ポンと払うだけで飛んでいく」感覚を掴むことで、苦手意識の払拭が期待できます。
・高校野球で「評価される」選手の特徴とは? 強豪監督が説くアピール力(参考:First-Pitch - 進路)
中学硬式野球の強豪・関メディベースボール学院の井戸伸年総監督が、高校進学やその先を見据えた「評価される選手」について語っています。重要なのは「自分の強みを理解し、アピールすること」。ベンチ入りメンバー全員に役割があるため、進学先のスタイルを知り、一芸(打撃、守備、走塁など)を磨くことが大切です。日々の練習から「見られている」意識を持ち、淡々とこなすのではなく、「僕はこれができます」と前向きに発信する姿勢が、希望の進路を切り拓く鍵となります。
編集部のコメント
流行にとらわれず基礎を固めること、そして自分の強みを磨くこと、どちらも「自分を知る」ことが成長への第一歩ですね。
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