
【少年野球ダイジェスト】イチロー氏が強調「自分の動きを説明して」 上達に必須な“言語化”「量だけでは進めない」(’25 12/6)
本日の注目テーマは「上達を阻む『感覚のズレ』の修正」。イチロー氏の思考法から、打撃・送球の具体的な技術論まで、プロフェッショナルの視点に基づいた指導法をお届けします。
・イチロー氏が強調「自分の動きを説明して」 上達に必須な"言語化"「量だけでは進めない」(参考:First-Pitch - 指導法)
マリナーズのイチロー氏が九州国際大付高を指導した際、最も強調したのは、自分のプレーや動きの「言語化」の重要性でした。イチロー氏は、選手が自身の動きを客観的に分析し、論理的に説明できる能力がなければ、上のレベルでは通用しないと説きます。「良いボールの軌道などは自分の動きを表している」とし、感覚だけでなく言葉にする習慣をつけることで、不調時の修正や再現性の向上につながると指導。量だけでなく、質を高めるための思考法を伝授しました。
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・飛距離アップを阻む"散漫スイング" 「非力」でも…強いインパクト生む2種類ティー打撃(参考:First-Pitch - バッティング)
元巨人チーフスコアラーの三井康浩氏が、飛距離が出ない選手に向けた2種類のティー打撃を紹介しています。1つ目は、打者の真横から近い距離でトスを上げ、インパクトの瞬間に力を集中させる練習。2つ目は、打者の斜め後ろからトスを上げ、ボールの軌道に合わせてバットを入れる練習です。これにより、力の分散を防ぎ、体の開きを抑えた理想的なスイング軌道を習得できます。「インパクトまでは力はゼロ」というメリハリも重要なポイントです。
・致命的な「送球イップス」はなぜ起きる? 指導法に問題も…悪投繰り返す"根本原因"(参考:First-Pitch - ディフェンス)
プロトレーナーの高島誠氏が、送球イップスの原因を技術的な視点で解説しています。イップスになりやすい選手は、余裕がある場面ほど「投げ急ぎ」、軸足に体重が残ったままトップを作ろうとする傾向があります。高島氏は「トップは前足が地面についた時に作るもの」とし、早すぎる準備がリズムを崩す原因だと指摘。また、「しっかりトップを作れ」というテンプレート的な指導が逆に選手を追い詰める可能性にも警鐘を鳴らしています。
編集部のコメント
「感覚」を言葉にし、正しい理論で「動き」を修正する。この冬、親子で取り組みたい上達の本質が詰まっています。
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