【少年野球ダイジェスト】「肘が下がる」悪癖は“めんこ”で直す!自宅でできる投動作改善(’25 12/5)

【少年野球ダイジェスト】「肘が下がる」悪癖は“めんこ”で直す!自宅でできる投動作改善(’25 12/5)

本日の注目テーマは「道具と動きで直す!投球・打撃のフォーム修正」。言葉での指導が難しい「肘の使い方」や「手首の返し」を、遊び感覚や独自のドリルで自然に解決する専門家の指導法をお届けします。

 

「肘が下がる」悪癖は"めんこ"で直す!自宅でできる投動作改善(参考:First-Pitch - ピッチング)

 

少年野球で多い「肘が下がる」投げ方について、野球塾を運営する長坂秀樹氏が家庭でできる改善策を提案しています。有効なのは、昔ながらの「めんこ」を地面に叩きつける動きです。叩きつける直前に肘が高く上がり、ボールに圧をかける感覚が養われます。他にも、空中で体が自然と最適な出力位置を探す「ジャンピングスロー」や、地面の円から出ないように真上に投げる練習も推奨。これらは「肘を上げろ」と意識させるよりも、動きの中で自然とフォームを修正できる点がメリットです。

 

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「体が沈む」「手投げ」を防ぐ!ドッジボールを使った"握らない"投球術(参考:First-Pitch - ピッチング)

 

球速低下や故障につながる「肘が出る」「体が沈む」という問題には、野球アカデミーの内田聖人氏が推奨するドッジボール練習が効果的です。手の平にボールを乗せ、手首と肘を固定して投げることで、指先や腕だけの力に頼らず、自然と体の中心を使ったフォームが身につきます。下半身が沈むと強い球が投げられないため、お尻の位置を高く保つ意識も無意識に定着します。指導者が横から撮影し、上半身の突っ込みがないか確認しながら行うことで、無理なく力強い投球フォームを習得できます。

 

手首のこね・引っかけを解消!理想の軌道を作る「片手フォロー打ち」(参考:First-Pitch - バッティング)

 

手首をこねて強い打球が打てない選手に向け、野球スキルコーチの菊池タクト氏が「片手フォローヒッティング」を紹介しています。インパクト後にトップハンド(押し手)をバットから離し、その手の平が上を向く形でフィニッシュを取る練習です。これにより、バットのヘッドが早く返るのを防ぎ、スイング軌道を長く取ることができます。窮屈さが解消され、ボールを捉えるラインが長くなることで、自然と強い打球が飛ばせるようになります。素振りや置きティーで感覚を掴むのがお勧めです。

 

編集部のコメント

言葉で説明するよりも、動きや道具の特性を利用することで、子どもたちが「無意識」に正しいフォームを体感できる点が素晴らしいですね。

 

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