
【少年野球ダイジェスト】首位打者3人の共通見解! 小中学生に「フルスイング」が必須な理由(’25 11/18)
本日の注目テーマは「トッププレイヤーの思考と、打撃技術の核心」。プレッシャーの中で結果を残すための心構えから、飛距離を伸ばすための具体的な練習法まで、少年野球の指導者や保護者の皆様に役立つ情報をお届けします。
・首位打者3人の共通見解! 小中学生に「フルスイング」が必須な理由(参考:First-Pitch - バッティング)
ロッテ・角中勝也選手、元楽天・土谷鉄平氏、元ヤクルト・青木宣親氏ら3人の首位打者経験者は、少年野球において目先のミート力よりも「強く振る」ことの重要性を説いています。角中選手は「投手をイメージして振る」素振りと「何も考えずに強く振る」素振りの併用を推奨。土谷氏も「当てる打撃は年齢を重ねてからでも身に付けられる」とし、子どものうちにフルスイングできる土台を作ることが将来につながると語ります。青木氏は、多くの子どもがポイントを呼び込みすぎて窮屈なスイングになっていると指摘。「できるだけ前で打つ」意識と、「なで肩」を意識してインサイドからバットを出せる構えを推奨しています。3氏に共通するのは、将来を見据えた「強く振る」土台作りの重要性です。
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・チャンスで「普段通りなんて無理」 イチロー氏が語った結果を出す心構え(参考:First-Pitch - 指導法)
マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が新潟県の高校生を指導。その際に、「チャンスをつかむ秘訣」について語りました。イチロー氏は、チャンスをつかむには「普段から自分を越えていけるか、トライしているかどうか」が重要であり、テクニックはなく地道な鍛錬の積み重ねと「常に前向きな人」であることが必要だと答えました。また、「チャンスの時の心構え」については、「普段通りにやりたいけど、無理だから」とした上で、自身の経験から「動きだけは普段通りにやる」ことを必ず守ってきたと明かしました。100%の力は出せないものだと割り切り、リラックスする必要もないというイチロー氏の言葉は、子どもたちにとっても参考になる考え方です。
・低学年で身につけたい「飛ばせる構え」 股関節動作を学ぶドリルとは(参考:First-Pitch - バッティング)
小学校低学年の打撃では、膝だけを曲げたり猫背になったりして股関節を使えていないケースが多く見られます。野球塾「Be Baseball Academy」の下広志代表は、力強いスイングの土台を作る「ジャンプスイングドリル」を紹介しています。これはスクワットの姿勢で軽くジャンプし、着地してからスイングする練習法です。下氏によると、着地時に股関節を折り畳んで柔らかく受け止め、「上半身と脛の角度が平行になっていること」が重要なポイントです。この姿勢が崩れると力が入りにくくなります。構えはスイング動作につながる最初の重要なステップであり、このドリルで力の入りやすい適切な構えを自然に作ることが、飛距離アップにも直結するといいます。
編集部のコメント
チャンスでの心構えも、スイングの土台作りも、日々の地道な積み重ねが最も重要だと再認識させられます。
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