【少年野球ダイジェスト】芯で打っても飛ばない原因は?阿部慎之助も磨いた「押し込む感覚」の練習法(’25 11/6)

【少年野球ダイジェスト】芯で打っても飛ばない原因は?阿部慎之助も磨いた「押し込む感覚」の練習法(’25 11/6)

本日の注目テーマは「野球上達を支える『食』と『技術』」。元プロ選手や名コーチが語る、選手の成長に欠かせない食育の重要性から、捕手・打者に必要な専門的な技術論まで、役立つ情報をお届けします。

 

芯で打っても飛ばない原因は?阿部慎之助も磨いた「押し込む感覚」の練習法(参考:First-Pitch - バッティング)

 

バットの芯で捉えても飛距離が出ない原因の一つに、インパクトの瞬間にボールを「押し込めていない」点が挙げられます。元広島・巨人で2軍監督や打撃コーチを務めた内田順三氏は、この課題を克服する練習法として、ソフトボールを使ったティー打撃を紹介しています。これは現役時代の阿部慎之助選手も取り組んだ方法で、通常より大きなボールを打つことで、ボールを「押し込む感覚」を養うことができます。内田氏は「両足の内転筋を絞り、後ろの腰でバットのヘッドを前へ出す」意識が重要だと解説。これによりインパクトのポイントに「幅(奥行き)」が生まれ、多少タイミングがずれても力強い打球を打てるようになるといいます。

 

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故郷の"平均寿命低下"に嘆き…元プロ大嶺祐太氏が訴える「食育の重要性」(参考:First-Pitch - 食事)

 

元プロ野球選手の大嶺祐太氏が、故郷・沖縄の平均寿命低下や生活習慣病の多さを憂い、少年野球の親子に向け「食育の重要性」を訴えています。体の成長や怪我防止には、食事が直結することを伝えています。例えば、コンビニで揚げ物でなくサラダチキンを選ぶなど、意識的な選択が重要だと助言。トレーニング後にたんぱく質が豊富なサラダチキンや、疲労回復に必要な糖分やビタミンCを摂取できるオレンジジュースで栄養補給する習慣化を推奨しています。この取り組みは子どもだけでなく保護者にも向けられており、家族全体の健康管理に繋がると期待しています。技術向上の前提となる健康な体作りのため、幼少期からの食育は欠かせないと強調しました。

 

カウント「3-0」のピンチをどう覆す?野村ID野球に学ぶ、捕手の"上級観察術"(参考:First-Pitch - ディフェンス)

 

カウント「3ボール・ノーストライク」というバッテリー不利の状況で、捕手はどうすべきか。ヤクルトなど4球団で活躍した野口寿浩氏は、「バッターが打つか、打たないかの判断」が最も重要だと語ります。打者の表情や仕草から意図を察知し、「打ってこない」と読めばストライクを取りに、「打ってくる」と読めば絞り球を避けるリードをします。野口氏は、その察知術の一つとして「投手に返球するタイミングで相手ベンチを見ること」を挙げました。ベンチからランナーコーチへのサインは比較的見破りやすいといい、それを見ようとする仕草だけでも相手への揺さぶりになるためです。日常生活から観察力や洞察力を磨くことが、勝負強い捕手への第一歩となると解説しています。

 

編集部のコメント

技術の習得も、それを支える体のケアも、日々の小さな意識の積み重ねが大切だと改めて感じさせられます。

 

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