
「代打の神様」が伝えたい指導の“あるべき姿” 野球の枠を超えた成長法とは
桧山進次郎氏が語る、「楽しさ重視」の子ども指導
阪神一筋22年、代打の神様として2度のリーグ優勝に貢献した桧山進次郎氏は、次世代の野球界を担う子どもたちへの指導について、個々の違いを認め、その子に合った教え方を探す大切さを説いている。その根幹には「野球の楽しさを伝えたい」という思いがあり、単なるテクニックの伝承ではなく、心の成長も含めた"指導のあるべき形"を語っている。
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重要視する部分として「骨格や体格、性格などの違いを敏感に察知し、それに応じたアドバイスを送る」ことが、子どもたちの個性を伸ばす要因となると語る。子ども1人1人のパーソナルな部分に目を向け「(体格や性格を)早く見抜いてあげて、寄り添ってあげることが、常に大事」と説明している。
また、技術を磨くだけではなく「体を動かす楽しさ」を感じてもらうことも大切だと話す。「どんな形であれ、まずは体を動かしてみることが原点」と、外遊びや他のスポーツを通じて得られる感覚は、野球においても活かすことができるという考え方だ。
桧山氏の指導の根底には「野球を楽しむ」という姿勢がある。勝敗や結果に目を向けがちな現代のスポーツ環境の中で、楽しむことの大切さを伝えることが、将来の長い競技生活や人間としての成長に繋がる。教える側が子どもの個性と可能性を伸ばす視点を持つことで、未来を担う子どもたちへ野球の楽しさを伝えることができる。
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