【少年野球ダイジェスト】空振りが多い悩みは"反応力"で解決?自宅でできるリアクショントレーニング(’25 10/19)

【少年野球ダイジェスト】空振りが多い悩みは"反応力"で解決?自宅でできるリアクショントレーニング(’25 10/19)

本日の注目テーマは「打撃力向上のための練習法と強豪チームの思考法」。専用グラウンドがない中で全国3冠を達成したチームの練習哲学から、個人の技術を高める具体的なドリルまで、少年野球の保護者・指導者の皆様に役立つ情報をお届けします。

 

空振りが多い悩みは"反応力"で解決?自宅でできるリアクショントレーニング

(参考:First-Pitch - バッティング)

 

速球に振り遅れたり、タイミングが合わずに空振りしたりする原因は、反応力や予測能力にあるかもしれません。元楽天の土屋朋弘さんが紹介するのは、家庭でもできる「リアクションタッチ」。パートナーが上から落とすボールに、下で構えた手で触れたりキャッチをする簡単なトレーニングです。ボールを増やす、大きさを変える、フェイントを入れるなどで難易度を調整でき、選手の集中力や判断力を養います。バットを使わずに、打席でボールを捉えるために必要な能力を高めることができるため、親子で楽しみながら取り組める効果的な練習法です。

 

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専用球場なしでも"全国3冠"、強豪チームが打撃練習を最優先する理由

(参考:First-Pitch - 指導法)

 

今夏のジャイアンツカップ制覇など"全国3冠"を達成した世田谷西リトルシニアは、専用グラウンドを持たず、限られた時間で練習しています。そんなチームが最も重視するのが打撃練習。蓬莱昭彦総監督の「守備が下手でも打撃が良ければ代打で、代打で結果が出ればレギュラーにもなれる」という考えのもと、平日練習の大半を打撃に費やします。打撃力を鍛えることは、実戦形式の練習で速い打球を捕る機会を増やし、結果的に守備力向上にも繋がるといいます。さらに、投手も強打者を抑えようと工夫するため、投手力も自然と向上。専用グラウンドがないハンデをものともせず、打撃中心の練習で総合力を高める姿勢は、多くのチームの参考になるでしょう。

 

弱い打球は"手打ち"が原因?バットのヘッドを加速させる感覚習得ドリル

(参考:First-Pitch - バッティング)

 

「強い打球を打てない」という選手の多くは、当てるだけの手打ちになっていると、兵庫フロッグスポニーの妹尾克哉監督は指摘します。この課題を克服するため、バットのヘッドが加速する感覚を掴むドリルを紹介。やり方は、トップハンド(右打者なら右手)でバットを縦にクルクルと回すだけ。バットが下に落ちてから上がる瞬間にヘッドが最も走るため、この感覚をインパクトで再現することが強い打球を生む秘訣だといいます。多くの子どもは、手を前に出し過ぎてヘッドの加速を活かせていませんが、このドリルで「ボールを捕まえる」感覚を養うことで、打撃の質を向上させることができます。

 

編集部のコメント

環境のせいにするのではなく、工夫次第で道は開けるという強豪チームの姿勢は、全ての選手や指導者にとって大きなヒントになりますね。

 

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