
【少年野球ダイジェスト】控え選手もプロへ!全国3冠チームが明かす「声かけ」と最新練習法(’25 10/17)
本日の注目テーマは「選手の"野球センス"を伸ばす最新メソッド」。技術を高めるユニークな練習法から、全国3冠チームの心に寄り添う指導法まで、指導者や保護者の皆様に役立つ情報をお届けします。
・控え選手もプロに成長。全国3冠チームに学ぶ「心を育てる」指導の極意
(参考:First-Pitch - コーチングメソッド)
全国3冠を達成した中学硬式の強豪「世田谷西リトルシニア」の蓬莱昭彦総監督は、選手の力を引き出す上でメンタル面を最も重視しています。160人を超える選手一人ひとりに対し、「見ているよ」というメッセージが伝わるよう、積極的に声をかけることを徹底。ミスをしても叱責するのではなく、次の打席に生きるような助言を与え、選手が野球を嫌いにならない環境作りに心を配っています。この指導哲学のもと、在籍時は補欠だった廣瀬隆太選手(現ソフトバンク)に「一生懸命やればプロに行ける」と声をかけ続け、後のプロ入りを後押しした実績もあります。「我慢の時代とは違う」と語る蓬莱監督の、選手に親身に寄り添う姿勢が、チームの強さの源泉となっています。
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・"野球センス"は作れる!中南米にヒントを得た「リズムトレーニング」の効果
(参考:First-Pitch - トレーニング)
DeNA筒香嘉智選手の兄・裕史氏が代表を務める「和歌山橋本Atta boys」では、ウォーミングアップに独自のリズムトレーニングを取り入れています。これはドミニカ共和国の選手が音楽に合わせて踊る姿から着想を得たもので、子どもたちが楽しみながら体の動かし方を学び、守備や打撃、投球動作をスムーズにすることを目的としています。あえて型にはめず、選手自身が自由に考えて動く時間を与えることで、自主性や発想力を育みます。この「自分たちで考える」ことを重視する指導法が、プレーの質を向上させ、試合中の予測不能な状況に対応する力、いわゆる「野球センス」を磨くことにつながっています。
・ゴロの恐怖心を克服!米国式「分解キャッチ」で学ぶ段階的捕球術
(参考:First-Pitch - ディフェンス)
米国で少年野球チームを運営する新谷信明氏が、ゴロ捕球を効率的に上達させる練習法を紹介しています。この米国式練習法の特徴は、捕球動作を細かく分解し、段階的に組み立てていく点にあります。まずは膝をついた姿勢で柔らかいボールを使い、恐怖心を取り除きながら捕球の基礎を反復。次に立った姿勢、さらにはステップを加えながらと、徐々に実戦的な動きに近づけていきます。練習のポイントは、テンポよく連続して行い、選手を「休ませない」こと。これによりリズム感も養われます。「捕る」というゴールから動きを逆算して練習を組み立てることで、子どもたちは複雑な捕球技術を着実に習得できます。
編集部のコメント
技術の習得には、選手の心に寄り添い、楽しさや自主性を引き出すアプローチが不可欠ですね。
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