
【少年野球ダイジェスト】送球難は“叩きつけ”で克服!元女子プロ野球選手が教える簡単ドリル(’25 10/15)
本日の注目テーマは「選手の可能性を最大限に引き出す指導法」。全国トップクラスの打撃理論から、初心者でもできる送球改善ドリル、さらには野球離れを防ぐためのチーム運営のヒントまで、少年野球の保護者・指導者の皆様に役立つ情報をお届けします。
・送球が弱い原因は「肩の入れ替わり」にあり!悪癖を直す簡単ドリル
(参考:First-Pitch – ピッチング)
送球フォームに悩む子どもたちに向け、女子プロ野球で活躍し、現在は西武ライオンズアカデミーのコーチを務める山崎まりさんが「真下投げドリル」を推奨しています。これは、ボールを地面に叩きつけて真上に跳ね返らせることで、正しい体の回転を身につける練習法です。コントロールを意識するあまり、体が正面を向いたまま投げる「手投げ」や「横振り」の癖を修正し、体全体の連動性を高める効果があります。毎日少しずつ続けることで、肩が自然と入れ替わる感覚を養い、無理なく効率の良い投げ方を習得できるとしています。
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・外角球を引っ張るのが強打者の証。全国3冠チームの「ホーライスイング」理論
(参考:First-Pitch – バッティング)
全国3冠を達成した「世田谷西リトルシニア」の蓬莱昭彦総監督は、優れた打者の条件として「外角の変化球を引っ張れること」を挙げています。ボールに対しバットを水平に入れる「ホーライスイング」は、ミートポイントと角度の調整で、あらゆるコースに対応できる打法です。体が未発達な中学生にも、将来を見据えて外角球を引っ張るよう指導。体が小さくても流し打ちに頼らず、強いスイングを心がけることで、成長した時に打力が開花すると説きます。この打撃理論が、チームの強力打線を形成し、全国制覇の原動力となりました。
・練習参加型はもう古い?野球離れを防ぐ「想像を超える」体験会の秘訣
(参考:First-pitch –指導法)
部員確保に悩むチームが増える中、工夫を凝らした体験会が成功の鍵を握っています。全国優勝3回の多賀少年野球クラブ(滋賀)では、保護者の想像を超えるほど万全な準備で体験会に臨むことが口コミにつながると指摘。また、七郷少年野球クラブ(宮城)はティーボールを使ったゲームで楽しさを伝え、伊左座ヤンキース(福岡)は「リアル野球BAN」を採用して初心者の心を掴みました。単なる練習参加ではなく、野球道具で遊ぶ楽しさを伝えるイベント性が重要であり、学童保育へ出向くような積極的なスカウト活動も有効と話します。野球の楽しさを最大限に伝えるための工夫が、未来の選手たちの心を掴む第一歩となります。
編集部のコメント
個々の技術向上はもちろん、野球そのものの楽しさをどう伝えるかという視点が、未来の野球少年を育む上で不可欠です。
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