【少年野球ダイジェスト】「手投げ」は小中学生のうちに修正を。全身を使う“歩きスロー”で肩肘の故障予防(’25 10/14)

【少年野球ダイジェスト】「手投げ」は小中学生のうちに修正を。全身を使う“歩きスロー”で肩肘の故障予防(’25 10/14)

本日の注目テーマは「最新技術と基本の再確認」。ITツールを活用したコミュニケーション術から、投打の基本となる体の使い方まで、少年野球の指導者や保護者の皆様に役立つ情報をお届けします。

 

「手投げ」は小中学生のうちに修正を。全身を使う"歩きスロー"で肩肘の故障予防

(参考:First-Pitch - ディフェンス)

 

少年野球で多く見られる、腕の力だけに頼る「手投げ」は、コントロールの乱れや肩肘の故障に繋がります。中学硬式「兵庫フロッグスポニー」の妹尾克哉監督が紹介するのは、歩きながら投げる「ステップスロー」という練習法。このドリルは、足のステップと体のひねりを連動させ、下半身から上半身へと力を伝える全身の使い方を自然に習得させます。腕だけで投げず、体全体を大きく使うことで、球威と制球力を向上させると同時に、怪我の予防にも繋がる効果的な練習法です。

 

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中学強豪が実践する「新野球ノート」。ITツールで選手の心と体を"見える化"

(参考:First-Pitch - 指導法)

 

中学硬式の強豪「愛知尾州ボーイズ」はオンラインツール「Atleta」利用して、選手と指導者のコミュニケーションを深化させています。選手が体調や練習内容、目標などを入力し、藤川正樹監督らがフィードバックするこの仕組みは、従来の野球ノートをデジタル化したもの。見た目では分かりにくい精神的な疲労や、選手が言い出しにくい怪我の兆候などを"見える化"し、早期のケアを可能にします。約70人の部員一人ひとりと向き合い、信頼関係を築くことで、全国制覇を成し遂げたチームの育成基盤を支えています。

 

凡打を増やす"遠回りスイング"の直し方。専門家が教えるインサイドアウト習得術

(参考:First-Pitch - バッティング)

 

バットが体から離れて遠回りするスイングは、少年野球でよく見られる悪癖です。この記事では、3人の専門家が正しい「インサイドアウト」の軌道を身につけるための簡単な練習法を紹介。胸郭のひねりを使うドリル、背中側からのトスを打つティー打撃、バットを肩から離さずに振る練習など、どれもが体の内側からバットを出す感覚を養うことを目的としています。これらの練習を通じて、変化球に対応し、力強い打球を打つためのスイングの基礎を固めることができます。

 

編集部のコメント

最新のITツールで選手の内面を理解することも、投打の基本に立ち返り体の使い方を見直すことも、どちらも選手の可能性を広げるために不可欠な指導者の視点です。

 

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