
【少年野球ダイジェスト】お茶当番は必要?米国帰りの母が投じる、少年野球 "昭和の謎ルール" への一石(’25 10/13)
本日の注目テーマは「保護者が直面するチームの課題」と「選手の未来を拓く技術論」。旧態依然とした慣習への疑問から、プロが教える具体的な練習法まで、少年野球に関わる全ての方に役立つ情報をお届けします。
・お茶当番は必要?米国帰りの母が投じる、少年野球 "昭和の謎ルール" への一石
(参考:First-Pitch - parents)
長年米国で生活し帰国したAさんが、自身の子どものチーム探しの中で、日本の少年野球チームで受けたカルチャーショックについて報じています。指導者の怒声や長時間練習、保護者が担う「お茶当番」といった旧態依然とした慣習に強い違和感を抱いたとのこと。特に、母親がお茶出しを強制される風潮や、子どものサングラス着用を禁止するなどの "謎ルール" は、現代の価値観とはかけ離れていると指摘。野球人口の減少の背景には、こうした古い体質の問題があり、指導者だけでなく保護者自身も意識を改革し、子どもたちが心身ともに健康に野球を続けられる環境を作ることの重要性を訴えています。
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・小学生のうちに習得必須!成功率を高める"独自バント練習"が将来の武器になる
(参考:First-Pitch - バッティング)
兵庫県の学童野球チーム「小野東スポーツ少年団」が実践する、独自のバント練習法が紹介されています。園田達也監督は、中学、高校で必ず必要になる技術だとして、高学年の選手には基本から徹底指導。練習では、あえてフェアゾーンを狭める工夫をすることで、一塁・三塁方向へ正確に転がす技術を磨きます。バントは「決めて当たり前」と見られがちですが、高い成功率には確かな技術が必要であり、このスキルが出場機会を増やすきっかけにもなるとのこと。小学生のうちにバントを習得させることが、選手の将来に必ず生きてくるという指導哲学が語られています。
・プロが教える投球術!"ヤジロベエ"や"ワンバン"で難解な「投げ方」を克服
(参考:First-Pitch - ピッチング)
里崎智也氏、五十嵐亮太氏、涌井秀章投手らプロ野球選手による、子ども向けの分かりやすい投球指導のエッセンスがまとめられています。里崎氏は「ヤジロベエ」や「かかし」といった身近なもので体の使い方を例え、五十嵐氏は腕を押し出す投げ方を防ぐために「ワンバウンドキャッチボール」を推奨。涌井投手は、軸足一本でのジャンプ練習を繰り返し、スムーズな体重移動を身につける重要性を説きます。一流選手の指導に共通するのは、難しい理論ではなく、子どもたちが直感的に理解できる簡単な動作やイメージを用いることで、楽しみながら正しいフォームを習得させる点にあります。
編集部のコメント
古い慣習を見直す勇気と、選手の将来を見据えた技術指導。その両輪が、子どもたちが野球を心から楽しめる環境を作るのかもしれません。
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