
【少年野球ダイジェスト】元プロが教えるボールの正しい握り方。J号球のマークが安定の秘訣(’25 10/12)
本日の注目テーマは「投打の基本技術」。硬式野球への移行でつまずきやすい投げ方の基礎から、意外と見落としがちなボールの握り方、そして飛距離を伸ばすための打撃のコツまで、選手の成長を後押しする情報をお届けします。
・元プロが教えるボールの正しい握り方。J号球のマークが安定の秘訣
(参考:First-Pitch – キャッチボール)
投球や送球の基本となるボールの握り方について、元NPB選手の土谷鉄平さん、杉谷拳士さん、元独立リーガーの内田聖人さんがそれぞれの視点から解説しています。基本となるフォーシームの握りでは、人差し指と中指を縫い目にかけ、指1本分開けるのが一般的。特に初心者の子どもには、J号球の「J」マークを目印にすると毎回同じ握りを再現しやすくなります。また、球速と回転数を上げるには、浅く握るよりもしっかりと深く握ることが有効だという内田さんの意見も紹介。正しい握りは技術向上だけでなく、怪我の予防にも繋がる重要な要素です。
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・硬式移行の「投げ方の壁」を乗り越える。体全体を使う基礎スローイングドリル
(参考:First-Pitch - ディフェンス)
軟式から硬式へ移行する際に多くの選手が直面する「投げ方の壁」。兵庫フロッグスポニーの妹尾克哉監督は、腕の力だけに頼った投げ方が怪我のリスクを高めると指摘します。チームで実践しているのは、体を斜めに向けて肩幅で立ち、グラブを相手に伸ばしてから体全体をひねって投げる基礎ドリル。これにより、腕だけで投げることで起こりやすい肘抜けやボールを引っ掛ける悪癖を修正し、体を使った正しいスローイングを身につけることを目指します。硬式球にスムーズに対応するための重要な練習法です。
・ゴロ凡打が激減?大阪桐蔭OBが推奨する「パームアップ」打法で飛距離を伸ばす
(参考:First-Pitch - バッティング)
小柄な選手でも飛距離を伸ばし、ゴロ凡打を減らすための打撃術として、大阪桐蔭OBの水本弦さんが「パームアップ」の重要性を解説しています。これは、スイング時にトップハンド(右打者なら右手)の手のひらを上に向ける意識のこと。この動きによって肘が内側に入り、理想的なインサイドアウトの軌道が自然と身につきます。手首の返しが早くなる「こねる」動きを防ぎ、インパクトまで力をロスなく伝えられるため、ライナー性の打球が増える効果が期待できます。片手でフライを打つ練習で感覚を養うことができるとしています。
編集部のコメント
一つ一つの基本動作を正しく理解し、繰り返し練習することが、大きな成長への一番の近道ですね。
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