
【少年野球ダイジェスト】練習の常識を変える「準備の本質」とは?強豪が実践するウォーミングアップ術(’25 10/11)
本日の注目テーマは「勝利を手繰り寄せる"準備力"」。全国制覇を成し遂げたチームの練習哲学から、個々の選手の成長に不可欠な身体のケアまで、指導者や保護者の皆様に役立つ情報をお届けします。
・「ランニングは無しでもいい」強豪・愛知尾州ボーイズが惰性のアップを捨てた理由
(参考:First-Pitch - トレーニング)
今春の「スターゼンカップ 第55回日本少年野球春季全国大会」で全国制覇を果たした愛知尾州ボーイズは、ウォーミングアップを単なる準備運動ではなく「強化と技術向上」の場と位置付けています。チームトレーナーの渡辺雅久氏が組むメニューは1時間近くに及び、体幹やジャンプ系のトレーニング、実戦を想定した動きを取り入れ、アップだけでも体に負荷をかけられるよう設計されています。惰性で行う長距離走などはせず、「正しいパフォーマンスを発揮するための準備」として神経系を刺激し、体のスイッチを入れることを重視。選手が家でも実践できる自律性を促すことで、見えない準備力がチームを日本一へと導きました。
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・体が硬いと技術は伸びない?元プロ投手が教えるストレッチの重要性と"NG姿勢"
(参考:First-Pitch - トレーニング)
元楽天投手の土屋朋弘氏は、野球の技術向上には、イメージ通りに体を動かす能力の土台となる「柔軟性」が不可欠だと解説しています。股関節周りの柔軟性は投手のフォーム安定に極めて重要で、硬いと肩の開きが早くなるなどの弊害を生むと指摘します。記事では、開脚、お尻、股関節周りの3つのストレッチを正しいフォームで継続することが、将来の野球人生に大きな差を生むと強調。テレビを見ながらでもできる簡単なケアの習慣化を呼びかけています。
・7年ぶりの日本一へ!「楽天ジュニア」の精鋭16人が決定、東北4県から選出
(参考:First-pitch - 注目チーム)
年末に開催される「NPBジュニアトーナメント」に出場する東北楽天ゴールデンイーグルスジュニアのメンバー16人が発表されました。選考会では、50m走8.5秒以下といった身体能力に加え、「『絶対に日本一になる』という強い意志」も参加条件とされました。選ばれた小学6年生は青森、秋田、岩手、宮城の東北4県から集まった精鋭たちで、2018年以来7年ぶり2度目の優勝を目指します。チームは技術だけでなく、野球に取り組む姿勢や礼儀なども含め、東北の少年野球選手の目標となる存在を目指すとしています。
編集部のコメント
試合で見える活躍の裏には、日々の地道な準備があります。体のケアや自宅での過ごし方も練習の一部と捉える意識が、選手の可能性を大きく広げます。
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