【少年野球ダイジェスト】"バタバタ走り"を改善!股関節の動きを高める簡単「足振りエクササイズ」(’25 10/9)

【少年野球ダイジェスト】"バタバタ走り"を改善!股関節の動きを高める簡単「足振りエクササイズ」(’25 10/9)

本日の注目テーマは「選手の可能性を広げる育成術」。NPBジュニアを多数輩出する強豪チームの指導哲学から、女子選手ならではの指導法、そして個々の身体能力を高めるトレーニングまで、少年野球の指導者や保護者の皆様に役立つ情報をお届けします。

 

・"バタバタ走り"を改善!股関節の動きを高める簡単「足振りエクササイズ」

(参考:First-Pitch - ランニング

足の速さに悩む少年少女に向け、"走りのお兄さん"として人気のランニングトレーナー・村田和哉さんが、走力アップの秘訣を伝授しています。村田さんが強調するのは「股関節の動きを良くすること」の重要性。特に推奨するのが、壁などに手をついて体を支え、足を前後に大きく振る「足振りエクササイズ」です。このシンプルな動きを、腰が抜けたり姿勢が崩れたりしないよう真っすぐな姿勢を保ちながら行うことで、股関節の可動域が広がります。足が遅い子にありがちな歩幅の狭い「バタバタ走り」の改善に繋がり、付け根から足を動かす意識を身につけることで、ダイナミックな走りを実現できると解説しています。

 

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・NPBジュニアを多数輩出!「特化しない」指導で総合力を育む強豪の育成哲学

(参考:First-Pitch - コーチングメソッド

北海道札幌市の少年野球チーム「東16丁目フリッパーズ」は、14年間で17人ものNPBジュニア選手を輩出する強豪です。笹谷武志監督が重視するのは、特定の能力に突出した選手ではなく、走攻守のバランスが取れた「総合力」です。中学以降の野球人生を見据え、内野と外野の両方を経験させるなど、ポジションを固定せずに選手の可能性を広げる指導を行っています。チーム作りは「めぐり逢い」という考えに基づき、その年に集まった選手の個性に応じて戦術を決定。100種類以上のキャッチボールメニューで基礎を徹底しつつも、型にはめない指導法が選手の自主性と対応力を育んでいます。勝利と育成を両立させながら、個々の能力を最大限に引き出すその指導哲学は、学童野球の一つの理想形と言えるでしょう。

 

・女子選手への指導法。「自分がどう見られるか」に敏感な心を育むアプローチとは

(参考:First-Pitch - コーチングメソッド

競技人口が増加している女子野球。東京の女子小学生選抜チーム「オール葛飾アイリス」を率いる西村光輝監督は、女子選手特有の心理に合わせた指導法を実践しています。女子選手が「自分がどう見られるか」に敏感である点を踏まえ、「道具を揃えなさい」と直接指示するのではなく、他チームの良い点を褒めて自分たちの行動と照らし合わせるきっかけを作るなど、自主的な気づきを促すアプローチを重視しています。また、男子以上に強いという"一体感"は時に諸刃の剣となるため、試合中のタイムを多用して空気の転換を図るなど、細やかな配慮を欠かしません。仲間からの言葉や保護者との連携も活用し、選手の成長を多角的に後押ししています。

 

編集部のコメント

選手の個性や性別による特性を見極め、一人ひとりに合ったアプローチを考えることが、成長への一番の近道なのかもしれません。

 

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