
【少年野球ダイジェスト】“肩慣らし”廃止と100種超のキャッチボール!強豪が実践する独自メニューとは(’25 10/8)
本日の注目テーマは「勝利を引き寄せる独自メニューとチーム作り」。全国大会常連チームのユニークな練習法から、女子選抜チームの団結力の秘訣、そして全国大会の熱戦まで、少年野球の指導者や保護者の皆様に役立つ情報をお届けします。
・"肩慣らし"を廃止!100種類以上の実戦的キャッチボールが生む集中力
(参考:First-Pitch - ディフェンス)
全国大会常連の「東16丁目フリッパーズ(北海道)」は、従来の肩慣らしとしてのキャッチボールを廃止し、うつ伏せからの送球など100種類以上の実戦的なメニューを導入しています。笹谷武志監督はその効果として、選手に緊張感が生まれ、暴投などの安易なプレーが減少したといいます。メニューには体の使い方の意識づけも組み込まれ、反復練習で得た感覚が試合での修正力に繋がっています。指導者が簡単な言葉で指示し、選手が成功体験を積み重ねられる工夫が、チームの強さを支えています。
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・週1回の練習が待ち遠しい!女子選抜チーム「オール葛飾アイリス」の団結力の秘訣
(参考:First-Pitch - 指導法)
東京都葛飾区の女子小学生選抜チーム「オール葛飾アイリス」は、週1回の練習ながら、選手が「(活動日が)待ち遠しくて仕方ない」と語るほどの魅力的なチームです。西村光輝監督は「楽しく野球をすること」を方針に掲げ、選抜チームという形態から所属チームの指導を尊重しながら選手と接しています。細かい技術指導は避け、走塁やカバーリングといったチームプレーを重視しています。また女子選手と特長として、チーム内での貢献度の高さに重きを置くタイプが多いと分析。「ミスしても頭ごなしに怒らない」という姿勢で選手の積極性を引き出し、良い相乗効果が起こる"半端のない団結力"を生み出しています。
・足が遅い原因は股関節に?元甲子園球児が教える「お尻ストレッチ」
(参考:First-Pitch - ランニング)
ランニングトレーナーとして活躍する元甲子園球児の村田和哉さんは、足を速くするためには「股関節の準備」が不可欠だと語ります。股関節の可動域が狭いとストライドが伸びず加速に繋げられません。その改善に効果的なのが「お尻ストレッチ」です。片膝を立てて外側に倒し、お尻を地面につけないように上体を前に倒して20秒キープ。これを毎日続けることで股関節の可動域が広がり、足が高く上がるようになります。試合前のウォーミングアップに取り入れることで、走りのパフォーマンス向上に繋がります。
・全国大会準々決勝で生まれた"魔の3回" ─ 伊勢田ファイターズが強豪を破る
(参考:学童野球メディア)
全日本学童軟式野球大会の準々決勝で、伊勢田ファイターズ(京都)が豊上ジュニアーズ(千葉)を11-6で下しました。試合は序盤から点の取り合いとなりましたが、勝敗を分けたのは3回。伊勢田は、豊上の投手陣の制球の乱れに乗じて6つの四死球とタイムリーで7点を奪い、試合の主導権を握りました。伊勢田は相手左腕への事前の対策が奏功。一方、優勝候補だった豊上は、この"魔の3回"が響き、1年前と同じベスト8で大会を去ることになりました。
編集部のコメント
日々の練習に明確な目的意識を持たせる工夫が、選手の成長とチームの団結力を生み出す鍵となりそうです。
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