中学部活指導者が学べる「チーム運営」 増える指導の引き出しと見えた子どもたちの成長
■新潟県内の中学野球部監督が参考にして成長実感した動画とは?
中学の野球部の先生もTURNING POINTから指導のヒントを得ている。新潟県内の中学校の部 活指導者として奮闘しているS・Yさんは、全国強豪のチーム運営方法を練習メニューやミーティングに生かしている。動画を見て、自分なりのアレンジを加えることで、指導の引き出しを増やしている。 子どもたちからはっきりとした変化が見えたと言う。
――入会のきっかけは?
「1年くらい前にTURNING POINTのSNSの動画からですSNSでTURNING POINTを知り、無料 のコンテンツをいくつか見ました。部の運営や戦術面などに興味があり、それが学べる動画を見て活用しています」
――中学の部活運営のヒントに?
「私の地域でも部員不足が深刻で、野球指導者の仲間とは、技術論よりもチーム運営の話が多くなります。中学校から野球を始める子も多くなり、どれだけ野球を好きにさせるかが、大切になってきます。なので、多賀少年野球クラブの辻正人さんのチーム運営についての話はとても参考にしています。試合の戦術においては、東都京葉ボーイズの関口勝己監督の動画も参考にしています。動画を見て、自分なりにアレンジしています」
――辻監督の話で参考にしているものは?
「辻さんの『1死三塁を作る』という話をとても参考にしています。辻さんは学童野球ですが、中学野球でもハマる部分があります。試合では自分の役割が明確になり、監督である私がどのような意図でサインを出すかを、予測できる場面も増えてきました。勝利に向かうための方針が明確になり、アレンジを加えることでチームとして、作戦の幅が広がっています。現在のチームは初心者が多く、2年途中から入部する子もおり、教えてあげなければ、ならないことがたくさんあります。指導の手がたくさん欲しいところですが、試合の進め方を理解した選手たちが、積極的に新しい子に教えるような場面も増えてきました」
――印象に残っている動画は?
「『子どもたちを森に連れて行く』という話もすごく参考になりました。『あ、これでいいんだ』と気付かされました。思い返せば、自身の少年野球の時代も野球だけではなく、グラウンド裏の山で山菜採りをしたり、海水浴に行ったりと子どもの好奇心や感性を磨いてくれる場所でした。この時の記憶は今でも鮮明に覚えています。その後、高校や大学の厳しい環境に耐え、社会人になるまで野球を続けられたのは、少年時代に身に付けられた『野球を愛する気持ち』でした。この経験に近いものが辻さんの動画にはありました」。
【実際の動画】中学部活指導者が参考 『子どもたちを森に連れて行く』という発想
――他社の動画との違いは?
「情報が探しやすいです。知りたい情報がすぐに得られる。動画も短くまとまっていて、要点をピンポイントに絞っているのがいい。今の子どもたちは意外と忙しく、動画が長すぎるとあまり見ないので」
――金額について
「安くはないのかもしれませんが、私にとっては辻さんのコンテンツが見られるのがとても大きいです。『野球を好きにさせたい』『野球人口の減少をなんとか食い止めたい』......その解決の 大きなヒントが辻さんのコンテンツにはあると思う。それを学べるコンテンツを探していました。子どもとの接し方や野球の楽しさをどう教えるのかを教えてくれる書籍や動画はそんなにない。だから惹かれたんだと思います」
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