打球を遠くへ飛ばすために必要な準備 遠方から指導望む親子が多数、木村匡宏氏の教え
■少年野球からメジャーリーガーまで指導する木村匡宏氏の野球ドリルがここに集約
小学生の少年野球からメジャーリーガーまで、パフォーマンスコーディネーターとして選手を指導するMTXアカデミー・木村匡宏氏のもとには、指導を受けたいと全国から野球人や親子がやってくる。たくさんの練習方法がある中で、子どもたちの言葉を聞いていると大切なのは、その人にあったやり方を見つけてあげることだという。
木村氏のサポートは実際にも都内の施設で直接、受けることができ、人気となっている。夏休みや冬休みを使って、遠方からやってくる親子も少なくない。「TURNING POINT」では遠くに住んでいても、木村氏のドリルを動画で見ることができる。まずはバッティングの基本からスタート。自分の持っている力をバットに伝える方法を伝授してもらった。その指導の根幹にあったのは、ネクストバッターズサークルでよく見る“あの仕草”だ。
【実際の動画】打席に入る前にプロでも見る“あの動き” 気持ちよく打球が飛ぶストレッチとその秘密
打撃向上には「スイング力」と「インパクト力」が必要と説明する。スイング力はバットのヘッドの重さを上手に使っていくことが大切になる。「体を全身使って、気持ちよく(バットを)振ってください。この重さを感じながら、振っていきます」とまずは動画のように、ゆっくりと始動をしていってほしい。
そこに体のストレッチを加えていく。肋骨の横、肩甲骨周りの筋肉を伸ばし、意識しながらスイングしていく。そうすると体の連動を感じながら、スイングすることができる。野球中継を見ていると、打者がよくバットの重みを使って、体の部位を伸ばしているがそれには理由がある。力をしっかりとボールに伝えるために、早速、普段の練習から試してほしい。
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