土日の試合を左右する“金曜日”の特殊スイング 大阪桐蔭元主将が伝授する「9コース+α」
■野球YouTuber「ミノルマン」こと廣畑実氏が推奨する“特殊スイング”
毎日のように行っている素振り。打撃向上には欠かせない練習だが、やり方を間違えると試合中にバッティングが崩れてしまう危険性があるのをご存知だろうか。
今回の動画では、高校野球の名門・大阪桐蔭で主将を務め、現在はYouTubeや野球塾で技術や知識を伝えている野球YouTuber「ミノルマン」こと廣畑実氏が、「好不調の波を抑える素振り」について具体的な練習方法を交えながら紹介している。
【打者必見】試合で結果を出すための素振り、好不調の波を抑える「9コース+α」
まず取り上げるのは“9つのゾーン”を意識した素振り。ストライクゾーンを9つに分けて、それぞれのゾーンに球が来た想定でバットを振ることを推奨している。
アウトコース高めは逆方向を意識したスイング、真ん中高めはセンター方向を意識したスイング、インコース高めは引っ張るイメージといったようにバットを振っていく。「打つべきボールは必ず9つのゾーンのどこかに来るので、普段からゾーンを意識した素振りが大切です」と廣畑氏は呼びかけている。
この素振りを続けることを推奨した上で、廣畑氏は金曜日だけは違った意識でバットを振ることを求めている。「野球の試合は土日に行われることが多いはずです。試合前の金曜日、スイングの仕方を間違ってしまうと、土日の試合に影響が出てきます」と注意を促し、金曜日に行う“特殊な”スイングについて詳しく紹介している。
「投手の方向を向いて素振りをしていると、体はどんどん開いていきます。いつもと同じ素振りだと体が開いた状態で試合を迎えてしまう可能性があるため、金曜日はスイングの調整が大事になってきます」
動画では、特殊スイングのやり方、毎日こなすべき回数など、廣畑氏が実例を交えながら詳しく紹介しているので、動画を参考に実践してみてもらいたい。
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