1番から9番までホームラン打者 常識を覆す打撃ドリル、多賀少年野球クラブの指導法

1番から9番までホームラン打者 常識を覆す打撃ドリル、多賀少年野球クラブの指導法

■野球用品メーカー「フィールドフォース」とのTURNING POINTがイベント開催

 

 豊富なアイデアが、効率の良い練習と選手を楽しませる指導を可能にしている。全国屈指の強豪チーム、滋賀・多賀少年野球クラブの辻正人監督が14日、TURNING POINTと野球用品メーカー「フィールドフォース」のコラボイベントに出演。「世界一楽しく!世界一強く!」をモットーにする辻監督は、次々と練習方法の引き出しを開いて選手を飽きさせない指導で知られている。

 

多賀少年野球クラブの練習に潜入 驚きの連続、辻正人監督の指導方法

 

 全国大会3度の優勝を誇る多賀少年野球クラブには現在、園児から小学6年生まで110人以上が所属する。チームを率いる辻監督は少年野球の常識に捉われず、選手が自ら練習して上手くなる仕組みを確立している。

 

 14日に開催されたターニングポイント会員限定イベントでは、フィールドフォースの吉村尚記社長ともに出演し、同社が開発したアイテムの活用法も明かした。このイベントでは、辻監督が少年野球の指導者や保護者らイベント参加者の質問にも答えた。中にはこんな質問があった。

 

「多賀少年野球クラブの選手は打撃フォームが同じですが、どのような教え方をしていますか?」

 

 辻監督は長年の経験からたどり着いた「多賀打ち」のポイントを解説した。「体をひねって、バットのヘッドを投手の方へ向ける打ち方です。昔はヘッドを入れてスイングすると振り遅れると指導者に叱られていましたが、バットに最も助走がつくので飛距離が出ます」。辻監督は1番から9番まで、どの打順からでも本塁打を放てる打者の育成を掲げている。そのために考えたのが「多賀打ち」。練習を重ねて、投球に振り遅れないようにしている。

 

1番から9番までホームラン打者に 常識を覆す打撃ドリル、「多賀打ち」とは?

 

 辻監督は打撃の他にも、野球初心者がボールを怖がらないフライの捕り方や体に負担がかからない投げ方など、新たに取り入れた知識と自身の経験を組み合わせた指導をしている。そして、知識や技術を選手に押し付けるのではなく、園児や小学校低学年でも飽きずに練習できる工夫を凝らしている。辻監督に密着した「TURNING POINT」の動画には、選手の成長につながるヒントが詰まっている。

 

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