怪我を予防し140キロ超の球速へ 継続で実感…話題の指導者が考案「投手育成プログラム」

怪我を予防し140キロ超の球速へ 継続で実感…話題の指導者が考案「投手育成プログラム」

■30人以上のプロ選手を指導…高島誠トレーナー考案のプログラム

 

 オリックスで活躍中の山岡泰輔投手をはじめ、これまで30人以上のプロ野球選手を指導してきたトレーナーの高島誠氏。オリックスやMLBのナショナルズでトレーナーを務めた後、野球専門のトレーニングジムを開設した高島氏が、SNSやYouTubeなどで発信する最先端の知識や技術は、選手や指導者の間で大きな注目を集めている。

 

 この動画で紹介しているのは、高校で140キロ以上を投げる選手になるための「年代別投手育成プログラム」。球速アップをテーマに、小学校低学年、小学校高学年、中学校1・2年生、中学校3年生の4つのカテゴリーに分けてトレーニングが紹介されているのが特徴だ。

 

 各年代のプログラムは全て3ヶ月の期間を想定して組まれており、1週ごとにメニューが変化。毎週違ったトレーニングで、少しずつできることを増やしていくことで、体の基盤をつくり、投手であれば球速向上、野手であればスローイング向上につなげていく。

 

【投手必見】怪我予防&球速アップへ…4つの年代別に設計された「投手育成プログラム」

 

 練習メニューは年代別に分かれてはいるもののあくまでも目安。物足りないと思った選手は上のカテゴリーのトレーニングに取り組んでもいいし、難しいと感じたらカテゴリーを落としてもいい。焦らず自分に合ったものに“継続”して取り組むことが何よりも大切だ。

 

 育成プログラムの内容には、怪我に見舞われ選手生活を断念せざるを得なくなった高島氏自身の経験も反映されている。「小学生や中学生は骨がまだ十分に成熟していません。指導者がそのことを理解せずに過酷なトレーニングを課してしまい、将来的に怪我につながるケースが非常に多いです。そういったことも踏まえ、年代ごとにメニューを考えました」と怪我予防につながる要素もふんだんに組み込まれている。

 

 大事なのは3ヶ月の間、毎日継続して取り組むこと。パフォーマンスを上げ将来的な球速アップにつながるトレーニングになっているので、日々諦めることなく続けることで大きな変化を実感してもらえるはずだ。

 

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